オニキス
厄除け … 100%
外語名 | Onyx |
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和名 | 黒瑪瑙 |
硬度 | 7 |
原産国 | ブラジル、インド、スリランカ |
オニキスは、漆黒の輝きと表面のツヤが特徴のパワーストーンです。古くからトラブルから身を守るお守りとして有名な天然石です。
オニキスの意味
オニキスは、「悪意から持ち主を守る、強力な魔よけの石」といわれています。ギリシャ語で「爪」を意味する「onyxis」が名前の由来です。これは本来のオニキスは爪で引っ掻いたような縞(しま)模様をしていたことから名付けられました。現在はほぼ黒色のものをオニキスと呼んでいます。
別名は、オニックスマーブル、縞大理石、層状大理石とも呼ばれ、美しいなものは装飾としも使用されてきました。
意志の強さや忍耐力を授けることで、つらい過去や忘れられない思い出に引きずられずに前向きに歩めるよう手助けしてくれるといわれるオニキス。
感受性が強く敏感になり物事をネガティブに受け取ってしまいがちな方や、目の前の不運や苦しみにばかり気にしてしまう方などは、この石を身に着けてお守りにするとよいでしょう。
また、オニキスは8月の誕生石でもあります。生まれ月の誕生石を身につけることは、持ち主の身を守り、幸運を呼び寄せるといわれるため、誕生石のお守りやプレゼントとしてもおすすめです。
オニキスは、古くから悪を退けると伝えられ、トラブルから身を守る魔よけのお守りとして用いられてきたパワーストーンです。
オニキスの歴史は古く、世界各国から産出されるため、世界各地で魔よけとして使用されてきた歴史が残っています。
古代エジプトでは、オニキスは悪い運や悪霊から身を守るためのアミュレットとして使用されてきました。特に貴族階級の人々やファラオに愛され、守護神との結びつきを象徴していたといいます。
古代ギリシャでは、オニキスは悪い運を払い、心のバランスを取り戻す助けとして使用されていました。ギリシャ神話においても、オニキスは神とのつながりを持つ石とされ、神聖な存在と信じられていました。
ローマ帝国では、オニキスは政治家や戦士が身につけ、戦いの際の保護や幸運をもたらすといわれていたそうです。また、オニキスはローマのカメオ彫刻にも使用されており、美術品としても高く評価がされていたそうです。
また、オニキスにはこのような爪に関連した伝説が残っています。
ギリシャ神話の中で、“愛と美と性を司る最高の女神”と呼ばれるアプロディーテー(アフロディーテ)が川のほとりで眠っていたところに、“恋心と性愛を司る神”であるエロース(キューピッド)が、いたずらで矢を放ちます。放たれた矢は、アプロディーテーの爪先に当たり、爪がインダス川の川底に沈みました。のちにそれがオニキスに変わったという伝説です。
オニキスが古くから魔除けの石として評価される理由は、このような魔除けの歴史や信仰に起因しているといわれています。
そのため、初めに持つ厄よけのお守りとしても、厄年にあたる年に新たにお迎えする魔よけのお守り石としてもおすすめです。
オニキスは、正しい判断力をもたらして、悪意や悪い誘惑から持ち主を守ってくれるといわれています。 周りに流されず、物事を最後まで成し遂げる強い信念を育て、新しい道を歩めるように後押ししてくれるお守りとしてもよいでしょう。
古来より「縁切りの石」とも呼ばれていますので、悪意を持って近づいてくる人を遠ざけたり、不必要な人間関係を断ち切りたい方におすすめです。悪い縁が切れることで、本当の友人、ソウルメイトや恋人、ビジネスパートナーなど、結果的にベストな相手に巡り合うように導いてくれるといわれています。
また、意志の弱さを克服して物事をやり抜く信念を育み、強い心をもたらし自分の意見をはっきりと主張できるようになるといわれることから、目標達成のお守りとして人気の天然石です。他人の意見に振り回されやすく、意志が弱い、一度自分で決めた物事を継続できずにいる方におすすめです。
オニキスは、高まった感情やエネルギーを押されてくれる役割といわれてきました。 冷静になり、自分自身の軸を安定させることで、地に足のついた思考や行動が出来るように導き、一歩一歩、確実に夢への実現に向かうお手伝いをしてくれるといわれています。
オニキスの特徴
オニキスには、沢山の種類があります。メノウ(瑪瑙)の一種として知られるオニキスは、黒いものがよく知られていますが、もともとは縞(しま)瑪瑙のことを指していたそうです。 これは水晶と同じ石英の中に分類されるカルセドニーに属します。
縞の黒い部分がブラックオニキス、白い部分だけ削り出されたものがホワイトオニキスと呼ばれるようになり、その後産出量の多いブラックオニキスが定着しています。 硬度も比較的に高く、模様を活かしてカメオ細工の材料として古代から用いられてきました。
また、それぞれ石の持つ意味合いは異なるものの、別名赤メノウといわれるカーネリアンや縞の黒い色部分が褐色から赤いサードオニキス、縞模様がはっきりと目のように見える天眼石やボツワナアゲート、ブルーレースアゲートも同じメノウの仲間とされています。
オニキスは、漆黒にするために染色など人工的な処理等が加えられていることもありますが、染色自体は石本来の力を無くしてしまうわけではありませんので、加工処理が全て悪いこととはいえないでしょう。
クオリティ
オニキスの魅力は、漆黒の輝きと表面のツヤ感。
4976堂がオニキスの仕入れの際にこだわっているのは、ツヤと輝きがしっかりと出ているもの。1粒1粒きれいな光沢が見られる良質なオニキスを厳選して仕入れています。
オニキスの浄化方法
オニキスは、基本的にどんな浄化方法でも行っていただけます。石が疲れてきたなと感じたタイミングで浄化してあげてください。
塩・塩水 | 流水 | セージ | 水晶 | 太陽光 | 音 |
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オニキス 宝石鑑別書
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オニキスは、別名ブラックカルセドニーと呼ばれています。色素による着色処理が行われています。