天眼石

天眼石

厄除け … 100%

外語名 Eye Agate
和名 天眼石
硬度 7
原産国 中国、チベット

天眼石の魅力は、目玉のように見えるメノウ特有の縞模様。ダライラマ14世がノーベル平和賞を受賞した際、授賞式の時に身に付けていたことで、大きな注目を集めた天然石です。

天眼石の意味

天眼石は、強力なパワーで厄を払う、魔よけの石といわれています。 まるで眼のように見える年輪のような模様をもつ天眼石は、アゲート(メノウ)の一種です。英名は「アイアゲート」や「バンテットアゲート」と呼ばれています。アゲートは他にもサードオニキスやブルーレースアゲートなどがあります。

天眼石は、非常に強力な邪気払い、魔よけの石といわれていますが、石の性質というよりも、どちらかといえば模様の持つ力の意味合いが大きいです。 同じく魔よけの力があるといわれるマラカイトなども同じで、この眼のように見える模様にこそ魔よけの力があると伝えられています。 白色と黒色の縞模様が特徴で、世界で最も有名な天然石のひとつです。

中国の道教では、「天眼」という概念が重要視されており、これは霊的な視点や直感を持つ力を指し、天眼石はそのような力を引き出してくれる天然石とされていました。また、道教の宗教的儀式や修行において、天眼石は邪気を遠ざけるために使用されるのが一般的でした。

仏教の教えでも、天眼石は重要な役割を果たしています。仏教では、煩悩や迷いを払い、心を浄化することが重要とされますが、天眼石はそのような浄化の力を持つとされ、修行者や信者が心の平穏と成長を促すために使用されてきたといいます。

東南アジアのシャーマニズムでは、魔術的な力を持つ石として、天眼石が信じられてきました。シャーマンや呪術師は、天眼石を使い、悪霊や呪いを退け、儀式や治療に使用したといいます。また、当時、天眼石は予知能力を高めるために身に着けられることもありました。

天眼石は、邪気やマイナスのエネルギーを跳ね返して、トラブルから持ち主の身を守ると伝えられるパワーストーン。 目玉のような縞模様が悪いものを追い払う神の目にたとえられることから、チベットでは「天から降ってきた神の目」と呼ばれ、古くから法具や魔よけに用いられてきたパワーストーンです。

万物を見通す第三の目の強力なエネルギーによって、悪事や災難をはね返す効果があるといわれています。 マイナスエネルギーから身を守りたい、運がよくないな、嫌なことが続いているな…と感じている方におすすめです。

天眼石は、外からのトラブルだけでなく、自分の中から発せられるマイナスのエネルギーにも働きかけるといわれ、気分が落ち込んだときに身につけることで、意識の切り替えをお手伝いして、前へ進む勇気を授けてくれる石と知られています。

天眼石は、天眼石の白黒の縞模様が、陰と陽のバランスを整えるといわれることから「陰陽を整える石」としても知られています。身体に蓄積された、陰陽のバランスを改善し、整えてくれることで恐怖心を払拭し、ポジティブに生きることができるでしょう。 不規則な生活の方や集中力を高めたいという方の強い味方になってくれます。

また、「神の視点を持つ」という意味を併せ持ち、大きな決断を迫られている場面で正しい道へと導いてくれるお守りとしておすすめのパワーストーンです。

メノウの一種の天眼石は、大地のおおらかなエネルギーを備えているため、身につけると、心の豊かさや、感謝をはぐくむといわれている天然石です。 対人関係における失敗やトラブルを未然に防いでくれると考えられています。 忍耐強さや愛情の深さをはぐくむことで、誰にでも思いやりをもった対応ができるように促してくれるといわれています。

メノウのグループは、色々な物質が集まってできた結晶であることから、「共有」「集合」の意味が込められていると伝えられてきました。 大切な人との絆を深いものにしてくれるため、人間関係を良好にしてくれるお守りとして身に着けるとよいでしょう。

天眼石の特徴

天眼石は火成岩など、岩石中から産出されます。微細な石英により構成される結晶で、縞模様があるものをメノウと呼んでいますが、その中でも目のような縞模様のものが天眼石です。ガラスのような光沢を持っており、白、黒、茶系の色合いが多いです。見た目が木の年輪のようにも見え、1つ1つ模様が違います。同じ模様はこの世に2つとなく、不思議な魅力があるといえます。

天眼石とオニキスは、実は兄弟といわれている天然石です。 天眼石は、白と黒の平行な縞状模様があるメノウ(瑪瑙)を、縞の部分を利用して削り出すことで眼のような模様を作り出しています。 同じメノウの仲間として知られるオニキスは、実はこの縞の黒い部分。 他の鉱物が混ざっている場合もありますが、天眼石の黒い部分は、基本的にはオニキスと同じ成分とみなされています。

天眼石の名前は、チベットで天眼石が地中からではなく地表で発見されたことから、天上から降ってきた神の眼という意味を込めて名づけられたと伝えられてきました。 チベットでは古くから天眼石に魔除けの力が期待されていたようで、昔から法具や護符として使用されてきました。

チベット密教指導者であるダライラマ14世は、この天眼石を愛用しているといわれており、ノーベル平和賞を受賞したときに身につけていたことは有名な話です。

クオリティ

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天眼石の魅力は、目玉のように見えるメノウ特有の縞模様。 鉱物の特性上、縞の境目にクラックが入りやすかったり、丸玉がいびつになりがちだったり、クオリティにはバラつきが出やすいです。

4976堂が天眼石の仕入れの際にこだわっているのは、天眼石の魅力となる目玉模様ができるだけしっかり出ており、きれいな丸玉の形をしているもの。 完璧なクオリティとはいきませんが、表面にツヤがあり、できる限り目玉模様が出ている天眼石らしい趣のあるものを厳選して仕入れています。

天眼石の浄化方法

天眼石は、基本的にどんな浄化方法も行っていただけます。日常的に浄化したい場合は水晶や太陽光などで、石が疲れていると感じたときは、塩や流水、セージなどによる浄化をおすすめします。

塩・塩水 流水 セージ 水晶 太陽光

詳しい浄化方法についてはこちら

天眼石 宝石鑑別書

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