モルガナイト
恋愛運 … 80%
癒し … 20%
外語名 | Morganite |
---|---|
和名 | モルガン石 |
硬度 | 7.5~8 |
原産国 | ブラジル、アメリカ、パキスタン |
モルガナイトは、桜の花びらのような淡いピンク色やピーチカラーが魅力のパワーストーン。 モルガン財閥の創始者で、宝石コレクターだったJ.P.モルガン氏にちなんで名付けられた天然石です。
モルガナイトの意味
モルガナイトは、魅力を引き出し、周りからの好感度を高めることで知られています。
古くは、「ピンクベリル」や「ローズベリル」などと呼ばれていた宝石が、「モルガナイト」と呼ばれるようになったのは、宝石愛好家であり、銀行家のジョン・ピアモント・モルガン (John Pierpont Morgan)氏が発見したことが由来といわれています。
1910年にマダガスカルで、モルガナイトが発見されると、その年の12月にニューヨーク科学アカデミー会合において、宝石学の権威でモルガン氏の友人でもあった、ジョージ・フレデリック・クンツ(George Frederick Kunz) 博士が、モルガン氏の勲章を称えて、この名称を提案したそうです。
歴史の浅いモルガナイトですが、アクアマリンと同じ鉱物の仲間であるため、愛情にまつわる力に満たされているといわれています。
モルガナイトは「清純」「愛情」「優美」を象徴する石。やさしいヒーリングオーラで包み込むことで、傷ついた心を癒すといわれています。固まってしまった心に潤いをもたらし、愛が染みわたるように優しく癒してくれるとされ、ストレスを落ち着かせてくれるお守り石としておすすめです。
恋愛関係においては、いつも長続きしないという人におすすめのパワーストーンです。 愛の絆を深め、しっかりと根づかせてくれるお手伝いをしてくれるでしょう。
ストレスを落ち着かせて心を安定させることで、やさしい雰囲気を引き出し、周りからの好感度を高めるといわれるパワーストーンです。心の安定感が得られることで、毎日の中で小さな幸せに目を向ける心の余裕と、何事にも影響されることのない柔軟さと明るさをもたらしてくれるといいます。
モルガナイトは、愛らしい人格や洗練された優美さをもたらすことから、持ち主の内面からの魅力を引き出すといわれています。美しさや愛らしさを身につけたい、女性らしさを高めたい人におすすめです。愛を引き寄せて結婚へと導き、その関係が長続きするようサポートしてくれるでしょう。
また、信頼感を高めることで、心を通わせたい人との関係が密接になるよう導いてくれると伝えられています。思いやりの気持ちを引き出し、周囲に対して優しく接するのをお手伝いしてくれることから、良好な人間関係をもたらすお守りとしてもおすすめです。
モルガナイトは、頑固な気持ちを穏やかにし、柔軟な思考ができるように促してくれるとされるパワーストーンです。 本当は優しく接したいのに、思いとは反対にきつく当たってしまったり、人に対して優しくなれない方や意固地になっている方は、モルガナイトを身につけてみることをおすすめいたします。
愛情を持って他人に接することが出来るように、傷つけるのではなく包み込む優しさを授けてくれるといいます。
モルガナイトの特徴
モルガナイトは、アクアマリンと同じ、ベリル(緑柱石)と呼ばれるグループに属している天然石です。 ベリルは、含まれる鉱物によって発色が異なり、それぞれ違った名前を持ちます。
鉄分を含んで青くなったものはアクアマリン、クロムの作用によって緑色になったものはエメラルド、マンガンを含んでピンク色になったものはモルガナイトと呼ばれています。
モルガナイトは、名づけられる前はより認知度の高いベリルであるアクアマリンの名を借りて、「ピンクアクアマリン」と呼ばれていたこともあるパワーストーンです。また、マンガンの含有率や他の微量成分との関係によってピンクからオレンジがかった様々な発色があり個体差があります。
モルガナイトのうち、透明度の高いものは希少価値がとても高く、宝石としても扱われます。また、加熱処理で宝石に人工的な手を加えることで改良する、エンハンスメントという作業で、ピンク色が強調されたものが多く出回っているそうです。そのため、その処理がされていないオレンジ系の石を好む愛石家も多く存在しました。
モルガナイトは、古代クレオパトラの時代にも、装飾品として愛用されていたことが伝えられており、人気の高い天然石の一つです。
1989年10月7日にアメリカのメーン州・バックフィールドにあるベネットでの採石では、現段階で最大の標本といわれる「Rose of Maine(メーン州の薔薇)」と呼ばれるモルガナイトが採掘されました。色味はややオレンジで、重さはなんと50ポンド(約23kg)以上、サイズは約23×30cmにもなる大きさだそうです。
モルガナイトとアクアマリンの組み合わせは、同じグループに属していながら反対の色合いであるため、陰陽の作用でおすすめの組み合わせです。アクアマリンはパートナーとのつながりを強めるとされ、幸せな結婚を象徴する石ですので、結婚願望のある方は2つを組み合わせて身に着けるとよいでしょう。
クオリティ
モルガナイトの魅力は、桜の花びらのような淡いピンク色。鉱物の特性上、淡いピンクから、オレンジがかったピンクまで、色味にバリエーションがあるのも特徴です。 クオリティが低くなってくると、クラックがたくさん入っていたり、白っぽかったりします。
4976堂がモルガナイトの仕入れの際にこだわっているのは、ミルキーピンクがきれいに出ていることと、表面にツヤがあること。 もともと色味に個体差がありますので、できる限りクラックが少なく、1粒1粒モルガナイトらしいピンクがきれいに出ているものを厳選して仕入れています。
モルガナイトの浄化方法
モルガナイトは、強い太陽光に当て続けると退色するおそれがありますので、日光浴による浄化はお避けください。
塩・塩水 | 流水 | セージ | 水晶 | 太陽光 | 音 |
---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
モルガナイト 宝石鑑別書
4976堂ではモルガナイトをランダムにピックアップして、専門の鑑別機関に出しております。
また、透明感を高めるための含浸処理が行われています。