シトリン

シトリン

金運 … 70%
人間関係 … 30%

外語名 Citrine
和名 黄水晶
硬度 7
原産国 ブラジル、チリ、ウルグアイ、アフリカ

シトリンは、明るいイエローカラーが魅力のパワーストーンです。美しく輝く黄色が黄金を連想させることから、金運の石として有名です。数あるイエローカラーの天然石のなかでも代表的な存在といわれています。

シトリンの意味

シトリンは、金運の流れを呼び込み、商売繁盛の石として知られている、トパーズと同じ11月の誕生石。また、結婚5周年の「木婚式」を祝う、アニバーサリーストーンでもあります。

シトリンの語源は、この石の色が柑橘類である「シトエン」の果実に似ていることが由来です。

黄色~オレンジ色をした水晶であることから、和名では「黄水晶」と呼ばれています。

また、シトリンは、「シトリントパーズ」と呼ばれることがあります。その由来としては、シトリンは、古くから親しまれてきた石ですが、昔は残念ながら別の石と間違えられていました。それが、この石によく似ているトパーズです。同じ11月の誕生石であるシトリンとトパーズは大変よく似ていました。鉱物に関する情報が少なかった昔は、この違いが見分けられず、同じ石として認識されていたそうです。そのため、現在でもこの名残から、「シトリントパーズ」といった名前で出回っていることがあります。

シトリンは富と繁栄をもたらす「幸運の石」としても有名です。 美しく輝く黄色が黄金(金貨)を意味し、お金にまつわる運気を高めてくれる石として古くから大切にされてきました。 西洋では「この石を持つと商売が上手くいく」と、東洋では「財運をもたらす」といい伝えられています。

シトリンの黄金や栄光をイメージさせる黄色は、古くから金運を引き寄せるといい伝えられており、商売繁盛など、金運アップのお守りとして人気の高いパワーストーンです。

特に商売をしている人に人気で、新規事業をはじめる人、拡大したいと思っている人には心強いお守りとなり、トラブルを防ぎ成功へと導いてくれると考えられています。途中で困難や壁が生じることがあっても、壁を乗り越え、克服する勇気や知恵を与えてくれるでしょう。

色だけでなく、持ち主が自分自身の意見をしっかりと持って前向きに進めるよう、勇気や希望などの明るいエネルギーを呼び寄せて、目標達成を後押しするとされることからも、財運と結びつくといわれています。

また、シトリンは、太陽を象徴する石のひとつで、黄色はコミュニケーションの色としても知られていることから、良い人間関係を応援してくれると人気のパワーストーンです。 人間関係におけるコミュニケーションでストレスを感じていたり、誰かと衝突したりすることが多い人におすすめです。

明るく透明感のある輝きをもつシトリンは、健康、希望、勇気、自信をはぐくむといわれています。明るく、ぬくもりに満ち溢れた光のエネルギーは、心も身体も解きほぐしてくれると伝えられてきました。

シトリンの特徴

シトリンとアメジストには密接な関係があります。 水晶の仲間であるシトリンとアメジストは、もともと同じ鉱物からできており、アメジスト内に存在している鉄イオンが、地熱や放射線によって温められると、黄色いシトリンに生まれ変わるのです。

現在、市場に出回っているシトリンのほとんどは、黄色をきれいに発色させるため、アメジストや色の薄いシトリンを加熱したもの。 4976堂で取り扱いしているシトリンも、この熱を加えたシトリン(焼きシトリン)です。

天然のシトリンが長い年月を経て変化していく過程を人工的に促進していますが、加工されたシトリンも、シトリンという石の成り立ちにおいては同じ経路をたどっていて、鉱物的には天然のシトリンと同種・同成分であるため、パワーストーンとして持つ意味合いは同じだと考えられています。

天然のシトリンは、大変希少なため、残念ながら今現在はアクセサリー用の天然石として流通していません。天然シトリンのほとんどは、高級宝飾用ビーズや、原石のままの置物として流通しています。

また、一つの結晶内にアメジストとシトリンが同時に存在している石は、アメトリンと呼ばれます。アメトリンは、限られた地域でしか産出されないことから希少価値の高いものとされてきましたが、ここ最近になって人工的にアメトリンを生み出すことが可能となりました。手頃な価格で手に入れることができるようになり、人気を集めている天然石です。

シトリンの主な産地はブラジル、ウルグアイ、チリ、アフリカです。ブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州は世界最大のアメジストの産地といわれ、上質なシトリンはブラジル産に多く見られます。

シトリンとレモンクォーツはとてもよく似ているパワーストーン。 シトリンは含有する鉄分で黄色に発色するのに対し、レモンクォーツは硫黄によって発色します。 黄水晶を「黄色いクォーツ」というように同じ石に分類されがちですが、成分などに違いがあるため、別々の石として区別されています。

クオリティ

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シトリンの魅力は、明るいイエローカラー。 もともと水晶(クォーツ)の一種であることから、どうしてもクラックが入りやすいのも特徴です。

4976堂がシトリンの仕入れの際にこだわっているのは、イエローの色味がきれいに出ていることと、表面にきれいなツヤがあること。 クラックはありますが、不純物がほとんど混ざっていないシトリンを厳選して仕入れています。 粒サイズによって若干色味に違いがあったり、完璧な透明感とはいきませんが、天然石らしい自然の風合いを楽しむことができます。

シトリンの浄化方法

シトリンは、長時間、太陽光にあてると退色するおそれがありますので、それ以外の浄化方法をおすすめします。

塩・塩水 流水 セージ 水晶 太陽光
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詳しい浄化方法についてはこちら

シトリン 宝石鑑別書

シトリン 宝石鑑別書

4976堂ではシトリンをランダムにピックアップして、専門の鑑別機関に出しております。
一般的なシトリンは加熱処理によって色の処理が行われており、4976堂のシトリンも同様の処理が行われています。