アメジスト

アメジスト

恋愛運 … 80%
厄除け … 20%

外語名 Amethyst
和名 紫水晶
硬度 7
原産国 ブラジル、ウルグアイ、南アフリカ

アメジストは、美しい紫色の輝きが特徴の天然石です。アメジスト独特のこのカラーは、神秘的でありエレガントな印象を与えてくれます。

アメジストの意味

アメジストは和名で紫水晶といわれる紫色の水晶です。また、2月の誕生石でもあります。

石言葉は「高貴」「誠実」「心の平和」「愛情」で、「愛の守護石」としても有名なパワーストーン。

かつて、旧約聖書の「出エジプト記」では、僧の胸当てに飾られている12種類の宝石の1つとして、アメジストが登場するなど、かなり歴史は古いです。

最も気高い紫の色を持つため、神聖な立場の人のみ身に着けていた石であり、古くから高貴の象徴であるとされていました。また、マイナスの感情を抑え、周りに流されず、良い方向に導くパワーがある石と信じられてきました。

アメジストは、真実を見抜く第三の目を開かせ、人を見抜く力や決断力を高めることで、運命の出会いを引き寄せると伝えられるパワーストーンです。自分にとって大切なものは何かを冷静に判断する力を授け、人間的成長を促す石といわれています。

感情を落ち着かせて、心の安定をもたらすことで、大切な人との絆をしっかりと結び合わせ、真実の愛を守り抜く強さを育んでくれると伝えられてきました。 見た目に惑わされず、誠実な相手との縁を運ぶともいわれており、幸せな結婚へと導く恋愛のお守りとしても人気です。

ヨーロッパでは、運命の出会いを引き寄せるとともに、恋愛で高まりすぎた感情を抑え、冷静な判断ができる石といわれ親しまれています。恋愛成就に大きなサポートをしてくれる代表的なパワーストーンといえるでしょう。また、恋愛にまつわるものだと、アメジストは結婚17年目の記念の石ともされています。

アメジストは自分の中にある不安や恐れなど、ネガティブな思考をプラスに変換し、強い心で感情をコントロールできるよう導いてくれる浄化の石としても知られています。

アメジストはストレスで疲れた心を癒し、穏やかな安らぎを与えてくれるといわれ、ヒーリング・癒しのパワーが強いので、心が傷ついてしまっている人におすすめのパワーストーンです。

また、アメジストはリラックス効果もあるといわれているため、中々眠れない方にもおすすめです。

アメジストにまつわるギリシャ神話には、こんな話も残されています。酒の神であるバッカスが酒に酔っており、はじめに出会った女性を獣に襲わせようとさせます。その時、ちょうど通りかかった女性は、月の女神セレーネの女官であるアメジストでした。アメジストが獣に襲われそうな瞬間、このことに気づいた月の女神セレーネがアメジストを水晶の姿へと変えました。その後、バッカスは酔いから冷め、自分の犯した罪を反省し、アメジストが姿を変えた水晶に葡萄酒を注ぎます。すると、たちまち水晶は紫色に変わり、紫色の宝石である『アメジスト』になったといいます。

アメジストという名前は、ギリシャ語の「amethystos」(酒に酔わない)が語源になったといわれてきました。古代ローマでは、アメジストでできた器でお酒を飲むと、お酒からだけではなく、人生の悪酔いからも身を守ってくれるといわれています。

恋愛においても酔って溺れてしまわないように、冷静さを保ち、人を見抜く力を高めて、真実の愛を見極められるようにサポートしてくれるでしょう。運命的な出会いを引き寄せたい人、表面的なことに惑わされずに出会いたい人におすすめです。

また、インスピレーションを高めるとともに、平穏で穏やかな気持ちに導いてくれるといわれることから、リラックスしたい時に身に付けたり、瞑想するときに持つことでより大きな力をくれると考えられています。

アメジストの特徴

アメジストの世界最大の産地は、ブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州です。スリランカ、マダガスカル、中央アフリカ、ウルグアイ、ザンビアでも質の良い石が産出されています。また、日本では、宮城県白石市の雨塚山や鳥取県で産出されてきました。

アメジストの種類には、深い色合いの「ディープシベリアン」、淡い色合いの「ローズ・ド・フランス」などがあります。紫の濃度が幅広く、さまざまな表情を楽しめることから、アクセサリーでは年代問わず人気のある石です。

また、アメジストとシトリンには密接な関係があります。アメジストのきれいな紫色は、自然界の放射線と鉱物中の鉄分が反応することによって作り出されています。この色合いは紫外線を含む光にかなり長時間当てることによって、薄まってしまうことも稀にあるようです。アメジストなどのクォーツを熱処理することで黄色くしたものは、シトリンと呼ばれます。天然のシトリンも存在していますが、極めて産出量が少なく、市場に出回っているもののほとんどが熱処理されたものだと考えられています。

一方、アメジストとシトリンが偶然組み合わさって生まれたのがアメトリンです。 紫と黄色の境目がはっきりしているものは少ないことから、アメジストと比べても価格が高く、希少価値の高い石とされています。

クオリティ

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アメジストの魅力は、美しい紫色の輝き。もともと水晶(クォーツ)の一種であることから、どうしてもクラックが入りやすいのも特徴です。 クオリティが低くなってくると、クラックがたくさん入ってしまったり、白っぽくなっていたりします。

4976堂がアメジストの仕入れの際にこだわっているのは、透明感があり、紫がきれいに出ていること。 粒サイズにより若干色味に違いがあり、完璧な透明感とはいきませんが、できる限りクラックがなく、色味に統一感がある粒ぞろいのアメジストを厳選して仕入れています。

アメジストの浄化方法

アメジストは、長時間、太陽光にあてると退色するおそれがありますので、それ以外の浄化方法をおすすめします。

塩・塩水 流水 セージ 水晶 太陽光
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詳しい浄化方法についてはこちら

アメジスト 宝石鑑別書

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