アイオライト

アイオライト

仕事運 … 70%
恋愛運 … 30%

外語名 Iolite
和名 菫青石(きんせいせき)
硬度 7~7.5
原産国 スリランカ、ミャンマー、インド、マダガスカル、ブラジル

アイオライトは、見る角度によって色が変わる多色性が特徴のパワーストーンです。 きれいなスミレ色がサファイアに似ていることから、「ウォーターサファイア」とも呼ばれています。

アイオライトの意味

直感力を研ぎ澄まし、進むべき道を指し示すといわれるアイオライト。アイオライトの語源はギリシャ語の「ion(スミレ色)」と「lithos(石)」という2つの単語が由来です。

アイオライトは英語名ですが、和名では「菫青石(きんせいせき)」と呼びます。「菫」という字は「スミレ」のことで、スミレ色の石ということをそのまま表現しています。

その名の通り、少しくすんだような落ち着きのある青みがかった紫色が美しい天然石です。1粒の石でも、眺めた時に見る角度によって、紫がかった青色、淡い青色があり魅力的です。

アイオライトは、直感力や思考能力を高める「第三の目」を開かせ、人生の道に迷ったときに本来の自分自身を取り戻して、進むべき道を歩めるようお手伝いすると伝えられるパワーストーン。古来より仏像の額にも描かれており、普通の目では見えない、特別なものを見る力が宿っていると伝えられてきました。

アイオライトは、今から約1000年前、西ヨーロッパを中心に交易で名を馳せたバイキングと呼ばれた人達が、この石の多色性を利用して、地図の代わりに古くから羅針盤として用いていたという伝説も残っています。そのことから、夢や目標を達成するための道しるべになる石と考えられてきました。

他にも、太陽の位置を知るための偏光フィルターとして用いていたという話や、有名な冒険家がアイオライトを持っていたことから、それがあやかって守り石となったという話も残されています。

思考をクリアにして物事をシンプルに捉えられるように導くことで、重要な選択をするときに、正しい方向へと進めるように後押ししてくれるような天然石です。

アイオライトは、「人生を導く」という意味が込められているため、これから新たな人生の旅を迎える時や生活が始まる時のお守りとして身に着けるのもよいでしょう。何が正しいのか悩みこんでしまったり、人生における迷いが生じた方にもおすすめです。直感力や思考力が高まり、解決の糸口を見つける事ができるとされています。

アイオライトは、「誠実」「貞操」「徳望」を象徴する石でもあります。その昔、ヨーロッパでは、娘が少女から大人になった際、両親からアイオライトを贈る習慣がありました。これには、「淡い恋を卒業し、誰かを愛する年頃になった時に、迷わずに本物の愛をみつけ、一途な愛を貫いて、幸せを手に入れられますように。」という願いがこめられていたといいます。

このことから、アイオライトは「結婚へ導く石」とも伝えられています。人生の道しるべの役割を担うといわれることから、自分を信じて、相手も信じることで、二人の絆を強く守り、ずっと大切に育ていくサポートをしてくれると信じられてきました。結婚に迷いがちな人の守護石としても人気です。

また、恋愛に限らず、親友や兄妹など、より親密な相手との関係性を深めたい時にも力を貸してくれるといいます。

アイオライトは、見る角度や光彩によって色が変化して見えることから、物事をあらゆる角度からとらえる大切さも教えてくれるといわれてきました。 ネガティブな考え方に捕らわれることなく、自分らしさを取り戻し、物事の明るい面や良い方向へ目を向けられるよう導いてくれるとされています。

マイナス思考から解放されたい、頭をクリアな状態にしたい、視野を広げ、本質を見極める力を得たい人におすすめです。

また、羅針盤として用いられてきたアイオライトは、国内や海外など様々な場所へ移動しながら働いている方へのお守りとしてプレゼントするのもよいでしょう。

アイオライトの特徴

アイオライトの鉱物名「コーディエライト」は、フランスの地質学者P.L.A.コルディエの名前にちなんで名付けられました。 見る角度によって色が変わり、また複数の別名をもつとも知られている天然石です。

多色性という特徴から「ダイクロアイト」、青みを帯びたスミレ色がとてもサファイアに似ていることから、「ウォーターサファイア」とも呼ばれています。

また、アイオライトは、かつてバイキングが航海のときに羅針盤として用い、安全な旅を続けられていたことから「海のサファイア」と呼ばれるようになったという説もある天然石です。

主な原産国は、インド、スリランカ、ミャンマーなどがあり、さまざまな国や地域で採掘されています。

インド産のものは比較的大きく、スリランカ産は色の薄いもの、ごく稀に無色のものも採掘されており、希少価値が高いといわれてきました。

この無色のアイオライトは「ホワイト・コーディエライト」とも呼ばれコレクターに人気です。 さらに変種として、レピドクロサイトなどの鉄分が多く内包されると、「ブラッドショット・アイオライト」と呼ばれる大変希少な石になります。 一定方向から見たときに真っ赤に見える特徴が珍しいことから、人気の石となっています。

クオリティ

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アイオライトの魅力は、深みのあるスミレのようなブルー。 クオリティは高いものから低いものまでさまざまで、クオリティが高いものは透明度が高く色味が均一ですが、クオリティが低くなってくると、黒い不純物が入っていたり、白く濁っていたりします。

4976堂がアイオライトの仕入れの際にこだわっているのは、できるだけクラックが入っておらず、アイオライトらしいブルーがきれいに出ているもの。 完璧に透明とはいきませんが、不純物がほとんど入っておらず、天然石ならではの趣のあるアイオライトを厳選して仕入れています。

アイオライトの浄化方法

アイオライトは、水晶と同じくらいの硬度があり、天然石の中では丈夫な方です。
基本的にはどんな浄化方法でも行っていただけます。

塩・塩水 流水 セージ 水晶 太陽光

詳しい浄化方法についてはこちら