サファイア

サファイア

仕事運 … 90%
恋愛運 … 10%
レア度 …

外語名 Sapphire
和名 青玉(せいぎょく)
硬度 9
原産国 ミャンマー、タイ、スリランカ

天然石のサファイアは、宝石に比べて濃い青色をしているのが特徴です。ラテン語で「青」を意味するサファイアは地球の青、空の青として最も神に近い石とされてきました。

サファイアの意味

サファイアは、9月の誕生石。名前の由来は、ラテン語の「サフィルス(sapphirus)」と表記される青い色で、古い時代においては、特定の石の名前ではなく青い石のことを指す言葉でした。サファイアは、様々な空のような色をしていることから「天の宝石」「空の宝石」と呼ばれることもあります。

サファイアには、様々な伝説も残されています。

ギリシャ神話では、人間や動物たちを作ったとされる神プロメテウスが、一番最初にサファイアを身に着けたといわれてきました。

また、インドでは、ヒンドゥー教徒には不幸をもたらす不吉な石とされていましたが、反対にインドの仏教徒には尊重され、その風習がヨーロッパに広まったといわれています。サファイアは水に浸すと秘薬になり、サソリやヘビに噛まれた傷に効くと信じられていたそうです。さらに、魔よけのペンダントとしてつければ、悪霊から守ってくれると信じられてきました。

他にも古代ペルシャ人は、この世界は巨大なサファイアの上に乗っており、空が青いのはサファイアの色が反射したためであると信じていたそうです。

また、キリスト教の文化では、聖職者は、サファイアの指輪を人差指にはめるという習わしがあり、賢者にふさわしい石といわれてきました。

帝政ローマ初期のマルボドゥウスが書いた「宝石誌」にも、サファイアが宝石の指輪にふさわしいと書かれていたのも、この影響だといわれています。

そこから何百年もの間、サファイアは婚約指輪や結婚指輪としても人気がある石です。

1981年、英国のチャールズ皇太子がダイアナ妃に、ロイヤル・ブルーサファイアの婚約指輪を贈り、プロポーズしたのも有名な話です。そのサファイアの指輪は受け継がれ、ウィリアム王子はこのサファイアの指輪で、キャサリン妃にプロポーズしたといいます。

サファイアは、感情の混乱をしずめて冷静さを引き出し、真実を見抜く判断力、洞察力を授けてくれると伝えられるパワーストーンです。

知性をもたらす「賢者の石」として仕事運のお守りに人気のパワーストーン。 身に着けることで、優れた知性をもちたい人やインスピレーションを高めたい人におすすめです。

サファイアは、冷静な思考力で物事を判断し、正しい決断へと導いてくれる石として知られ、身につけることで持ち主のカリスマ性やリーダーシップを引き出してくれるといわれています。

心を落ち着かせ、冷静な思考力をはぐくむとされるため、本能や欲に振り回されがちな人、聡明さや優雅さを高めたい人におすすめのパワーストーンです。 自身の才能や魅力を、仕事や人生に役立てていこうと決め、行動し始めたとき、サファイアは頼もしく、持ち主の道しるべとなってくれるといいます。

ダイヤモンドに次いで硬度が高いことから、揺るぎない心の象徴として目標を貫き通す力を授けてくれるといわれるサファイア。 仕事や事業などをステップアップしたいと願う人におすすめです。 集中力を高め、知的好奇心を旺盛にしてくれることで良い方向へ導いてくれるとされています。

サファイアの石言葉は「慈愛、誠実、心の成長」。 揺るぎない心は大切な人との絆も強めてくれることから、幸福な恋愛や結婚を望んでいる方にもおすすめの天然石です。

貞操を守り、真実の愛を貫く力があるとされ、一途な愛のお守りとして身に着けるとよいでしょう。 また、持ち主が誠実でない行動をすると、サファイアが白く濁ると伝えられていたりもします。

誠実なパートナーを求める人、関係を長続きさせたいと願う人、もっと絆を深めたいと望む人におすすめです。

サファイアの特徴

宝石を代表する石として知られるサファイアは、実はルビーと同じコランダム(鋼玉)と呼ばれる鉱物でできています。

「青玉」という和名から、一般的には鉄・チタンが含まれている、青色のものがサファイアと考えられがちですが、実際にはクロムが1%混入した濃い赤色のルビー以外の色、ピンクや黄色や茶色なども存在しており、とてもカラーバリエーションが豊富な石としても知られています。

しかしながら、サファイアとして世界中で一番に愛されているのは、やはり深みのあるブルーサファイア。 色合いによって「ロイヤルブルー」「コーンフラワーブルー」等の呼び名が付けられています。

天然で良質なサファイアは宝飾品として古くから愛されてきました。 その他にも、桃色と橙色の中間色のものを「パパラチア・サファイア」といいます。 名前の由来はシンハリ語のパパラチア(padparacha 蓮の花)から来ています。

また、これらのサファイアは、総称して「ファンシーサファイア」とも呼ばれている天然石です。

スリランカで産出され、天然のものはほとんど見かけないため、幻の宝石と呼ばれ、コレクターにも人気のサファイア。

また、サファイアの中には、光を当てて眺めたときに六方の光が現れる、スター効果を持つものもあり、スターサファイアと呼ばれ、人気です。 サファイアは、ダイヤモンドの次に硬度が高いので、他の石を傷つけないよう、取り扱いに注意が必要です。

クオリティ

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天然石のサファイアは、宝石に比べて濃い青色をしているのが特徴。 ダイヤモンドの次に硬度が高いことから大きな傷はほとんど見られませんが、クオリティが低くなってくると、不純物が混ざり、色味が薄かったりします。

4976堂がサファイアの仕入れの際にこだわっているのは、他の鉱物の混ざりがほとんど見られず、サファイアらしい上品なブルーの色味がしっかり出ているもの。 完璧な青色とはいきませんが、不純物がほとんど見られない良質なサファイアを厳選して仕入れています。

サファイアの浄化方法

サファイアは、基本的にどんな浄化方法も行っていただけます。日常的に浄化したい場合は水晶や太陽光などで、石が疲れていると感じたときは、塩や流水、セージなどによる浄化をおすすめします。

塩・塩水 流水 セージ 水晶 太陽光

詳しい浄化方法についてはこちら

サファイア 宝石鑑別書

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4976堂ではサファイアをランダムにピックアップして、専門の鑑別機関に出しております。