ハーキマーダイヤモンド

ハーキマーダイヤモンド

厄除け … 100%
レア度 … ★★★

外語名 Herkimer diamond
和名 ハーキマー水晶
硬度 7.0
原産国 アメリカ(ニューヨーク州ハーキマー地区のみ)

高い透明度とダイヤモンドのような輝きをもつことからその名がつけられたハーキマーダイヤモンド。掘り出された時から美しくカットされたような形をもつ天然石です。

ハーキマーダイヤモンドの意味

ハーキマーダイヤモンドは、エネルギーを高めて、夢を実現へ導くといわれる、アメリカ合衆国のニューヨーク州ハーキマー地方で産出する特殊な水晶です。

小さいものから大きいものまでありますが、強く輝く両剣のクリスタルの形状は、ダブルターミネーター(結晶の両端が尖っている形状)と呼ばれています。 内包するタール、炭素、または鉱物のインクルージョンがこの石の神秘的な特性を一層強めています。

約5億年前、現在のニューヨークの場所が海の底だった頃に、古代地層を形成するドロマイトという鉱物の空洞内にハーキマーダイヤモンドは生まれました。 他のどの水晶よりも透明度が高く、ダイヤモンドの八面体結晶とよく似ています。通常の水晶よりも強い光沢感を示す理由は、成分として微量のタールの様な成分を含むためといわれています。水晶の一種にダイヤモンドという名称が付いたのは、結晶の形がダイヤモンドのものとよく似ていたからです。

ハーキマーダイヤモンドは、アメリカへの移民が来る前から、アメリカ先住民のインディアン、モホーク族によってその存在が知られていたといわれています。ハーキマーダイヤモンドの綺麗な輝きに魅せられ、その時代からお守りや様々な道具として使われていたそうです。

その後、18世紀になると、ニューヨーク州での採掘が活発になりました。そんな中、ニューヨーク州にあるモホーク谷で採掘していた鉱員がハーキマーダイヤモンドを発見します。

その美しい輝きに魅せられ、口コミでハーキマーダイヤモンドの評判がどんどん広まり、人々に知れ渡るようになりました。今では、アメリカ国内でも認知が広がっており、人気のパワーストーンや宝石として親しまれています。

その親しみから、「リトル・フォールズ・ダイヤモンド」や「ミドルヴィル・ダイヤモンド」といった別名もあります。どちらにも「ダイヤモンド」と入っていることから、アメリカの方もハーキマーダイヤモンドの美しさに心を奪われていることがわかります。

ハーキマーダイヤモンドは、最古の水晶のーつに数えられ,数億年前の海底でじっくり生成された結晶には、悠久の叡智が宿っていると伝えられてきました。

持ち主のエネルギーを高めて、夢を実現へと近づけるといわれることから、別名「ドリームクリスタル」とも呼ばれる「ハーキマーダイヤモンド」。 和名は、「ハーキマー水晶」です。

通常の水晶よりもさらに強い特別なエネルギーを持っており、最高のクォーツといわれています。また、眠っている間に夢の中で重要な気づきを与えてくれるといわれたり、夢や願望を実現する力を秘めているとされることから「ドリームクリスタル」の名前でも親しまれている天然石です。

ハーキマーダイヤモンドの石言葉は、「才能の開花」「想像力」「夢」です。

ハーキマーダイヤモンドは、まばゆい輝きが思考をクリアにしてあらゆる可能性を高めるといわれ、潜在能力を開花させるお守りとして人気のパワーストーン。両サイドにあるポイントが、一方から石のパワーを取り込んで活性化させ、もう一方から放射する神秘的な力を持つとされており、他の石のエネルギーを増幅させることでも知られています。

また、エネルギーバランスを整えて、肉体、心の状態、感情の三位一体のつながりを強めるとされることから、頭と心がバラバラなものを欲しているという状態からも脱却できるので、常に冷静で理性的な状態でいることが出来るようになるといわれています。

ハーキマーダイヤモンドは、エネルギーの滞りを解消し、身体のエネルギー循環を助けることで、心身を活性化する働きを持つとされるパワーストーン。心身が活性化することで疲労感を癒すだけでなく、疲れにくくなったりと、より健康的な生活を送ることができると考えられています。

更に、悪夢から持ち主を守り、代わりにポジティブで明るい夢をみさせてくると伝えられています。悪夢にうなされて良く眠れないという方におすすめのパワーストーンです。原石を寝室に置いてみるのもよいでしょう。

ハーキマーダイヤモンドの特徴

アメリカ・ニューヨーク州ハーキマー地区でのみ産出される、ダイヤモンドの輝きを放つクリスタル。他のクリスタルに比べて輝きが強く、透明度も高いことで知られています。原石が、ダイヤモンドの結晶である八面体とよく似ていることから「ハーキマーダイヤモンド」と名付けられました。

ダイヤモンドは原石を研磨し、入念にカットを施して素晴らしい輝きと美しさを出すことができるのに対し、ハーキマーダイヤモンドは原石の状態から輝きを放ち、透明度が高く、欠けがなければ完全な八面体であるものもあります。

そのため、原石で比較すれば、ダイヤモンドよりも綺麗であることもあり、個体によっては「ダイヤモンドより貴重」と考える人もいるほどです。透明度が高いためコレクターに高く支持されています。

ハーキマーダイヤモンドは、ドロマイトという母岩の空洞内で時間をかけて生み出される天然石。 この母岩に含まれるタール状の物質がハーキマーダイヤモンドの表面をコーティングすることで、普通の水晶よりも強い輝きが生まれるとされる説があります。 この物質は炭素といわれており、結晶化の過程で気泡などと一緒に内包物となって石の内部に閉じ込められることがあります。

ハーキマーダイヤモンドは、通常の水晶より高温・高圧の環境で形成されるので、カーボンや気泡を内包する場合が多いです。また、サイズが大きくなるにつれクラックが増えてきます。基本的には、サイズの小さなものが多いですが、大きいものや、透明度が高くクリアな結晶は貴重とされています。

このような人気と稀少さから、ハーキマー産以外の水晶をハーキマーと偽り、出回っているものもあるため、類似品や偽物には注意が必要です。

モース硬度は7です。これは、ガラスが傷ついてしまう強度なので、洗面台やドレッサーなど鏡の近くでハーキマーダイヤモンドを扱う際には、気をつけてください。

ハーキマーダイヤモンドの浄化方法

ハーキマーダイヤモンドは、強い自浄効果がありますので、頻繁な浄化は必要ありません。

塩・塩水 流水 セージ 水晶 太陽光

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