ダイオプサイド
合格祈願 … 80%
人間関係 … 20%
外語名 | Diopside |
---|---|
和名 | 透輝石 |
硬度 | 5.5~6.5 |
原産国 | ロシア、ウズベキスタン、インド、アフリカ |
ダイオプサイドの意味
ダイオプサイドは、創造性や探求意識を高めることで、自己成長を促してくれるといわれるパワーストーンです。 名前の由来は、ギリシャ語で透明を意味する「diopsis」との説や、ダブルを意味する「di」と外観を意味する「optis」が組み合わさったなど、諸説あります。
エメラルドに似た美しい緑色は、クロムによるもの。 最大で2%のクロムが含まれると、鮮やかなグリーンが発色するといわれています。
ダイオプサイドは、鉱物名であり、本来は白色や黒色などの原石も見られます。 ダイオプサイドとして流通しているパワーストーンは、現在は深い緑色のものが最もメジャーです。
クリスタル療法では、ダイオプサイドは涙を浄化して、過去の辛い思い出を癒すと考えられており、「涙を流す宝石」とも呼ばれています。また、ペンダントなどの形で胸の近くにつけると良いともいわれてきました。
ダイオプサイドは、主に心に作用し、心の不安や心配事を緩和することでストレスを和らげ、感情を安定させてくれる力があるとされています。混乱した感情や怒りの感情などを鎮め、冷静でいられるように促す手助けをしてくれるでしょう。
毎日のストレスを溜め込まずに解放したい、いつも穏やかな気持ちで過ごしたい人におすすめです。心のバランスが保たれるようになることで、創造性、直感力を高めるとともに知性を輝かせることが期待されています。
疲れている方や、ネガティブで否定的な感情が出る方におすすめです。そんなときでも理性的でいられ、感情に流されないよう導いてくれるといわれています。発想力や決断力、コミュニケーション能力などをアップさせるパワーを持っているといわれることから、ビジネスシーンで力を発揮したい方が身に着けると良いともされています。
ダイオプサイドは、その他にも、自分に自信をもたらすことで、心の成長を促がしてくれると知られている石です。人としての成長を強くサポートしてくれるパワーストーンなので、成長の過程において、問題を克服し達成することで、持ち主に自信が付くように導いてくれるといいます。
頼りがいのある人間に成長したいという方、器の広い人間になりたいという方におすすめです。恋と仕事の両立、より魅力的な大人の女性へのステップアップを目指す方を応援してくれるでしょう。
ダイオプサイドの特徴
ダイオプサイドは変形した不純物を含む石灰石、隕石、火成玄武岩などに含まれるカルシウム・マグネシウムケイ酸塩鉱物です。以前までは「シェッフェル輝石」「白シェッフェル輝石」「亜鉛シェッフェル輝石」などと呼ばれていました。
ダイオプサイトは、ガラスのような光沢感がある石です。カラーは、白色、青色、紫色、茶色、緑色、無色など様々あります。
ダイオプサイドには、人気を二分する2つのダイオプサイドがあります。中でも人気が高いのが、エメラルドに似た明るいグリーンカラーのクロムダイオプサイド。金属のクロムを含むことで、鮮やかな緑色が発色されます。高品質なものになると透明感があり、知る人ぞ知る宝石の一つとして人気です。
緑色の天然石で有名なものは、エメラルドやペリドットなど、人気な宝石が多いため、ダイオプサイドは、まだまだマイナーな石ですが、深みのあるグリーンカラーで注目されています。
パワーストーンとして流通しているクロムダイオプサイドは、透明感があり、天然由来のクラックが含まれている為、キラキラとした輝きがとても美しいです。特に天然石やパワーストーンのアクセサリーとしては、男性を中心に人気を集めています。
以前はケニアやフィンランドでしか採掘されず、希少価値の高い石として取引されていました。1980年代にロシアで大規模な鉱脈が発見されたことで、日本でも一般的に流通されるほど身近になったといわれています。 高品質なものはロシア産が有名です。和名は透輝石と呼ばれ、日本でも岐阜県などで透明感のあるダイオプサイドが産出されていた歴史があります。
そしてもう一つ、クロムダイオプサイドと人気を二分するのが、スターダイオプサイド。 一般的にブラックスターと呼ばれる透輝石です。
ブラックスターの表面に浮かび上がる、スターの原因はマグネタイトの針状晶によるもの、一方が太いのが特徴です。一定方向に割れやすい性質を持っていることから、取り扱いには注意が必要となります。
ダイオプサイトの種類は他にもイタリアで採掘される珍しい青色のものをビオラン、緑色でルチルの針状結晶体を含有してキャッツアイ効果を見せるものをダイオプサイド・キャッツアイ、白色のものをマラコライト、鉄分を含んだものをサライト、鉄分を含まないものをデカルバイトと呼ばれ、様々な種類があります。
ダイオプサイド・キャツアイは、緑色をしたダイオプサイドです。石の表面に1条の光が現れ反射する、キャッツアイ効果が特徴の天然石です。ダイオプサイド・キャッツアイは、主にインドで採掘されていますが、ミャンマー(旧ビルマ)でも発見されています。
ダイオプサイトは、ロシア、ウズベキスタン、インド、アフリカなど、様々な地域で採掘されています。
タジキスタンとトルクメニスタンの間に位置するウズベキスタンでも、タシュマリンというロシア産のダイオプサイドの産地として、注目を集めているそうです。タシュマリンは、クロミウム含有率がシベリア産のものよりやや低いため、色が淡く、グレーや茶色の色調になることがあるのが特徴です。
インドには、ダイオプサイド・キャッツアイとスターダイオプサイドの最大の鉱床があります。
アフリカ産のダイオプサイドは、黄色味が強く、ペリドットに似ているといわれています。
クオリティ
ダイオプサイドの浄化方法
ダイオプサイドは、基本的にはどんな浄化方法も行っていただけます。日常的に浄化したい場合は水晶や太陽光などで、石が疲れていると感じたときは、塩や流水、セージなどによる浄化をおすすめします。
塩・塩水 | 流水 | セージ | 水晶 | 太陽光 | 音 |
---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |