イエローコモンオパール
仕事運 … 80%
恋愛運 … 20%
外語名 | Yellow Opal |
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和名 | 黄蛋白石 |
硬度 | 5.5~6.5 |
原産国 | ブラジル、アメリカ、タンザニア |
乳白色の柔らかな黄色とクリアな黄色どちらも人気のイエローコモンオパール。古代ローマでは、〝神の石〟として愛された天然石です。
イエローコモンオパールの意味
オパールには遊色効果を持つものと持たないものとで大きく分類されています。
オパールといえば、虹のように見える独特の輝きをイメージされる方が多いと思いますが、イエローコモンオパールは、遊色効果を持たないコモンオパールというグループに属しています。
イエローコモンオパールはその中でも透明感を漂わせるものが多く採掘されています。 やわらかなイエローカラーを持つので、他のパワーストーンとも組み合わせやすく、重ね付けもしやすいパワーストーンといえるでしょう。
和名では、「蛋白石」と呼ばれています。
イエローコモンオパールは、鮮やかな黄色が太陽の光をイメージさせることから、幸福のお守りとして人気を集めているパワーストーン。 身に着けることで、幸福感に満ちたエネルギーに満たされるといわれています。
温かな気持ちで心が満たされることで、幸福度も高まることから、「幸福の石」や「幸福を招く石」ともいわれています。また、明るいエネルギーを持ち合わせ、思いを叶える力を与えてくれると伝えられることから、恋愛を成就させるお守りとしても注目されている天然石。
古くから不思議な魔力が備わっていると信じられており、儀式や魔術など特別な場面で用いられてきたパワーストーンでもあります。
ローマ時代、オパールは「opalus(オパルス)」と呼ばれていました。オパルスの語源は、ギリシャ語の「色の変化を見る」という意味の「opalios(オパリオス)」が由来です。
このオパルスとオパリオスにも語源があり、古代インドのサンスクリット語で、貴重な石を意味する「upala(ウパラ)」に由来してるといいます。
石の中で、語源の語源まで伝えられているものは珍しく、様々な時代の人から人へと伝えられてきたことが分かります。オパールは当時の人々にとって、不思議で神秘的な石だったのかもしれません。
また、古代ローマの歴史やローマ芸術について書かれた有名な「博物誌」という、当時の博物学者である、プリニウスが作成した著書があり、この著書の中にも、オパールの美しさについての記述がされています。
古代ローマの元老院議官であったノニウスという人物は、とても大きなオパールを持っていたそうで、それはハシバミの葉(6cm~10cm)ほどの大きさがありました。この大きなオパールは、当時のお金にして200万セステルティウスといわれており、諸説はありますが、現代の金額に換算すると、数億円~数十億円の価値があったといわれています。
イエローコモンオパールは、穏やかな働きで気分を向上させ、荒れた感情を鎮めて気分を和らげてくれることから、体調のバランスに惑わされることなく、心の強さを養ってくれるお守りとして持つのもよいでしょう。
最近、明るい気持ちになれていないと感じている人や緊張やストレスを抱え込んでしまった人におすすめです。人生をより楽しみたいと思っている方は身に着けると良いでしょう。
また、直感を研ぎ澄まし、潜在能力を引き出すとされていることから、成功に導く手助けとなってくれる石とも知られています。イエローコモンオパールは、「創造力を高める」という意味合いも持ち合わせているといいます。
商品開発、作曲や芸術など、新しいものを生み出す能力が必要なお仕事に就かれている方にもおすすめです。 創造力を使う幅広いお仕事で役に立つお守りとなることでしょう。
特に、芸術面での表現力や自己表現力、自己アピール力を高めると伝えられていることから、自己アピールがなかなか上手くいかなくて悩んでいるという方やプレゼンテーションなど人前に出てスピーチをする方のここぞという会議のお守りとしておすすめです。
イエローコモンオパールの特徴
イエローコモンオパールは、主にブラジル、アメリカ、タンザニアから産出されています。 天然のオパールには大きく分けて2種類あり、光るものは「プレシャスオパール(ノーブルオパール)」、光らないものは「コモンオパール」と呼ばれます。
プレシャスオパールの虹色の輝きは、温泉などによってゼリー状のケイ酸が分解されて岩石上に固まったもの。 遊色効果(プレーオブカラー)と呼ばれています。
一方、光らないコモンオパールは、半透明のものから不透明のものまで多種多様。
ほとんど半透明なものが産出されるのですが、透明な状態で産出されたイエローコモンオパールは、カッティングすると、シトリンやイエローベリルと区別がつかないほどの美しい輝きを放ちます。
市場では「バナナオパール」とも呼ばれるほどの鮮やかなイエローカラーをしています。バナナオパールは、その鮮やかな美しさからコレクターに人気です。
和名の「蛋白石」は、東洋人が最初に見たオパールがホワイトオパールだったためといわれています。
オパールには、イエローの他にも、ブルーやピンクなどさまざまなバリエーションが存在しており、その繊細な色合いを楽しむものとして人気の天然石です。
クオリティ
半透明から不透明のものまで、採れる地域によって色味にバリエーションがあるイエローコモンオパール。
今回、入荷したイエローコモンオパールの8mm玉は、透明感がありつつもゼリーのようなとろみを感じさせる可愛らしい粒です。買い付ける際には、なるべく色のトーンが揃っているもの、他の鉱物が混ざっておらず表面にツヤがあるものを選別しています。
イエローコモンオパールの浄化方法
イエローコモンオパールは、塩や熱に弱いパワーストーンです。また、多孔質な石は煙を長時間あてすぎると、隙間に入り込み、変色するおそれがありますので、その他の浄化方法をおすすめします。
塩・塩水 | 流水 | セージ | 水晶 | 太陽光 | 音 |
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