ユナカイト
癒し … 80%
健康 … 20%
外語名 | Unakite |
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和名 | 緑簾石 |
硬度 | 6.5~7 |
原産国 | アメリカ、ロシア、カナダ |
ユナカイトの意味
ユナカイトは、アメリカ合衆国のノースカロライナ州のユナカ山地で一番最初に産出され、豊かな自然や大地の色のような石が人々の目に留まり、産地の名前をとってユナカイトと名付けられました。ユナカ石やユニカイトと表記されることもありますが、どれも同じユナカイトです。また和名では、「緑簾石(りょくれんせき)」と呼ばれています。
和名の「緑簾石」は、エピドートという別の石の和名でもあります。エピドートと同じ和名で呼ばれるようになった背景は、ユナカイトの石の構成が深く関係してきました。
ユナカイトは、マグマが冷えて固まった岩石の一種で、複数の鉱石の集合体です。石英・雲母・長石などから成っており、その中にエピドートも入っています。
産出量も多く、比較的手に入りやすいパワーストーンですが、個性的な模様に惹かれるファンの多いパワーストーンです。ヒーリングの専門家が好む、癒しのストーンともいわれています。
ユナカイトの石言葉には、「癒し」「安心」「未来への希望」「恐怖心の解除」といったものがあります。
ユナカイトは、緑色のエピドート、オレンジ色のフェルドスパー、白いクォーツなど、ヒーリングストーンとして知られる複数の鉱物が集まってできた天然石。単体の天然石には見られない力強いパワーを持っているといわれており、チャネラーやヒーラーといった癒しの専門家から人気があります。
入り混じった複数の石のパワーがお互いに共鳴し、他には無いヒーリング効果があるとされている天然石です。ネガティブな考えにおちいっているとき、何が原因なのか気づかせてくれるといわれています。
ユナカイトの含有成分の大半を占める緑色のエピドートには、リラックスの力があるとされます。オレンジ色のフェルドスパーは、プラスのエネルギーを全身に満たし、白いクォーツは安定をもたらす力があるといわれてきました。
ユナカイトは、恐れや不安、後悔や悲しみといったネガティブな執着を開放して、ありのままの自分を受け入れられるよう、心を優しく包み込んでくれるといいます。
過去の失敗にとらわれて先に進めないときや、未来に不安を感じて新しいことにチャレンジできないとき、フッと肩の力を抜いて心を楽にしてくれると伝えられています。また、ブレスレットとして常に身に着けておくことで、安心感や心の安定を強めてくれるとされるパワーストーンです。
強いヒーリングパワーを持つといわれるユナカイトは、怒りや妬みなどマイナスの感情を取り去るとともに、ポジティブな考え方ができるよう導いてくれるといわれています。悩みの原因を突き詰めることで、解決へとお手伝いしてくれることが期待されています。
そして、人に対して心を開けるようになるため、愛情や親切を素直に受け入れる余裕が生まれてくると信じられてきました。再び人を信じる心を取り戻し、ハートを開いて人と接することができるよう導き、つらい過去を解消して前向きな気持ちをもたらし、ネガティブな心の状態をポジティブにしてくれるとされています。
また、ユナカイトは、「未来への希望」を象徴する石ともいわれています。ポジティブなエネルギーで持つ人に前向きな考え方を促し、未来に対する希望と夢を抱くサポートをしてくれるでしょう。新しい挑戦や目標に向かって進みたい方のモチベーションを高めてくれるといわれています。
他にも、人と接するときの緊張感をほぐしてくれるとされるため、面接や環境が変わるときのお守りにもおすすめです。
心だけでなく、体をも快方へと向かわせることから、体をケアするお守りとしても用いられてきました。不安やストレスから最近あまりよく眠ることが出来ていないという方にもおすすめです。気分が落ち込んでいたり、将来に対して不安を抱えているという時にはユナカイトを枕の下に入れて寝てみるとよいでしょう。
また、ユナカイトは悪習慣をなくしていくよう促してくれるともいわれています。そのため、食べ過ぎてしまう方や悪い影響を及ぼす行動をやめられない方におすすめです。
ユナカイトの特徴
ユナカイトは、花崗岩が熱水活動によって変化したときに形成される変成岩。様々な鉱物が集結してできた天然石で、模様も様々あります。
緑簾石(エピドート)は緑色の部分、長石(フェルドスパー)はオレンジ色の部分、石英(クォーツ)は白や灰色の部分、緑泥石(クローライト)は濃い緑色の部分など、複数の鉱物が混在しています。
そのため、鉱物の割合や状態によって、緑色、オレンジ色、白色などが混ざり合い、見た目の華やかさはありませんが、複雑な色あいや表情を見せてくれるパワーストーンです。
また、含まれる鉱物の量によって、硬度が変わってきます。(長石や緑簾石が多いと軟らかく、石英が多いと硬い)
モース硬度は6.5~7で、タンザナイトやアゲート、カーネリアンと同じ程度です。様々な形に加工しやすく、傷の付きにくい硬度なので取り扱いやすい石だといえるでしょう。
石の表面に、小さなヒビや窪みが見られることがありますが、混合石ならではの特性によるもので、欠けや不良品ではありません。
ユナカイトは、ユナカ山地で産出された以降、現在ではロシアやカナダ、アフリカ・ジンバブエなどから多数産出され、比較的安価に購入することができます。
そこまで希少性は高くありませんが、緑とピンクの織りなす独特なコントラストに魅了された愛好家も多く、アクセサリーとしてもよく使用されています。
クオリティ
緑やオレンジ、白など複数の石が混ざり合って生み出す自然の模様が魅力的なユナカイト。
買い付けの際に特にこだわっているのが、表面にきれいなツヤがあることとクラックがないこと。 天然石であるため、完璧なクオリティとはいかず、若干のクラックが入っているものも含まれてしまいますが、自然な趣が感じられる粒ぞろいのユナカイトです。
ユナカイトの浄化方法
ユナカイトは、基本的にどんな浄化方法も行っていただけます。日常的に浄化したい場合は水晶や太陽光などで、石が疲れていると感じたときは、塩や流水、セージなどによる浄化をおすすめします。
塩・塩水 | 流水 | セージ | 水晶 | 太陽光 | 音 |
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