スギライト

スギライト

癒し … 80%
厄除け … 20%
レア度 … ★★

外語名 Sugilite
和名 杉石
硬度 5.5~6.5
原産国 日本、南アフリカ

スギライトは、個性ある模様と深みのある上品なパープルカラーが魅力のパワーストーンです。日本で発見され鉱物として認定された天然石です。

スギライトの意味

スギライトはストレスを癒し、心の安定をもたらすとされるヒーリングストーン。和名を「杉石」(すぎせき)といいます。 1940年代に日本で発見され、1970年代に新鉱物として認定された新しい石です。

日本で発見された石でありますが、最初はアメリカのニューエイジやヒーラーの間でブームに火がつき、その後日本でも「第三の目」を開き、霊性を高め、魂の進化を促すパワーストーンとして知られるようになりました。 20世紀に発見された中で最高のヒーリングストーンとも称されています。

スギライトは、高いヒーリングパワーでストレスを癒し、心身を活性化するといわれています。癒しのエネルギーが強いことから、「世界三大ヒーリングストーン」のひとつとしても有名です。特に、ストレスに高いサポート力があるとされ、心の傷を癒すエネルギーがあるといいます。

「癒しの石」と呼ばれるスギライトは、怒りや悲しみなど、マイナスの感情を取り除いて浄化し、心の安定をもたらすといわれています。落ち込みやすい人、ストレスを緩和したいという人におすすめです。

スギライトは、マイナスの感情を取り除いて心身を浄化し、抵抗力を高めるお手伝いをするといわれており、健康のお守りとしても人気の天然石です。心身を浄化して負のエネルギーを取り除くことで、エネルギーを満たし活性化してくれると伝えられています。

また、心に安定感をもたらし、物事を冷静に見極める洞察力や直観力を高めることで、人間としての器を大きくしてくれる石ともいわれています。自分を肯定する気持ちを強めることで、目標に向かって再び頑張れるような状態へと導いてくれるというパワーストーンです。

心身を癒すことで、いつもの日常に新たな感動や発見が生まれ、活力に満ちた日々を取り戻すことができるようになるとされる天然石です。創造力や発想力を高めたいと願う人にもおすすめです。

また、スギライトは色味によって力が異なるといわれ、黒っぽいものは魔除け・厄除け、紫が濃いものは癒しのパワーが高くなるといわれています。

スギライトの特徴

世界ではじめてスギライトが見つかったのは、日本です。

スギライトは、1944年、瀬戸内海に浮かぶ、愛媛県岩城島にあった深成岩(閃長岩)で発見されました。岩城島で数ミリ程度の新種を見つけたのは、九州大学の岩石学者だった杉健一(すぎけんいち)と久綱正典(くつなまさのり)でした。2人が見つけた小さな結晶は、通常のスギライトからイメージする紫色ではなく、淡い黄褐色をしていたといいます。

当初は分析技術が今ほど発達していなかったため、「ユーディアライト(ユーディアル石)」に似た鉱物として、発表されていました。その後「イワキライト(岩城石)」と呼ばれ、「オースミライト(大隅石)-ミラライト(ミラー石)」の系統ではないかと推定されるようになります。

杉健一が見つけた小さな黄褐色の鉱物が新種と認定されたのは、発見から32年後のことでした。1976年、地質学・岩石学者の村上允英らによって、新種と立証されます。村上允英は、第一発見者であり、師匠でもある杉健一に敬意を表し、その石をスギライトと名づけたのが、スギライトが生まれたきっかけです。

私たちがよく目にする紫色のスギライトは、1980年に南アフリカのカラハリ砂漠・ウィーセル鉱山で発見されました。発見当初は、ソグディアナイト(ソグド石)だとされていました。ソグディアナイトは1968年にタジキスタンで見つかった石で、見た目がスギライトとよく似ています。しかし成分を調べると、一致せず、科学者たちは頭を抱えることになります。

その時、世界最大級の宝石・鉱物のコレクションを擁し、研究施設としても活躍しているアメリカのスミソニアン博物館の鉱物部門が、南アフリカで見つかった鉱物を調査し、日本で発見されたスギライトだと判明させました。そこでようやく、日本の淡い黄褐色の鉱物と南アフリカの紫色の鉱物が同一の石だということが分かりました。

スギライトは、日本や南アフリカなど限られた地域でしか産出されないため、希少な石として人気を集めています。

スギライトは、ヒーリング力が強いラリマー、チャロアイトとともに、「世界三大ヒーリングストーン」と呼ばれています。

中でもスギライトは、究極のヒーリングストーンといわれており、天然石としては珍しい鮮やかな紫から、20世紀に発見された新しい石でありながら、瞬く間に東洋を代表する最強ヒーリングストーンとして人気を集めるようになりました。

スギライトは、一般的に紫の石とイメージされていると思いますが、実はかなり多くの色バリエーションを持つ石なのです。

全体的に黒っぽいものや、ブルーのペクトライト(ラリマー)を含むもの、宝石質として扱われる、「インペリアル・スギライト」と呼ばれるうっすらと透明感のある紫のものや、「ピンク・スギライト」と呼ばれる美しいピンク色のものや「カルセドニー・スギライト」と呼ばれるカルセドニーが含まれ透明な部分がある珍しいものもあります。

日本で発見された鉱物ですが、現在は日本での産出は少なくなり、ほとんどは南アフリカ産のものが流通しています。ここ数年は以前より流通も安定してきたこともあり、手に入りやすくなってきましたが、かなり人気のため、まだまだ希少な石といえるでしょう。

クオリティ

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スギライトの特徴は、深みのある上品なパープルですが、黒っぽいものから白っぽいものまで、本当にさまざまなカラーバリエーションがあります。 特に6mmや8mmなど、サイズが小さいものはもともと出回っている数量も少なく、良質なものを見つけることが難しいです。

4976堂がスギライトの仕入れの際にこだわっているのは、スギライトらしいパープルがしっかり出ていることと、表面にツヤのあるもの。 すべてが統一感のあるパープルとはいきませんが、天然ならではの趣がある粒ぞろいのスギライトを厳選して仕入れています。

スギライトの浄化方法

スギライトは、塩と水に弱いので、それ以外の浄化方法をおすすめします。パワーストーンが疲れてきたなと思ったときに、行ってください。

塩・塩水 流水 セージ 水晶 太陽光
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詳しい浄化方法についてはこちら

スギライト 宝石鑑別書

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