サーペンティン

サーペンティン

厄除け … 80%
人間関係 … 20%

外語名 Serpentine
和名 蛇紋石
硬度 2.5~4
原産国 韓国、オーストラリア

サーペンティンの意味

サーペンティンは、古代より危険を回避する力があると信じられており、旅の安全で身を守るお守りとされてきました。 古代ローマでは、夜道を出歩く時のお守りにして、見えない危険から身を守ったといい伝えられています。

古墳などからも、サーペンティンで作られたお守りが多く発見されたことから、死者の来世への旅路をも守るとともに、再生を祈る守護石とされていたようです。 また、蛇を連想させるサーペンティンは、古くからサソリや毒グモなどの生き物から身を守るお守りとして親しまれていました。

サーペンティンは、過度な緊張や高ぶった感情を和ませることで、何事にも立ち向かう勇気を引き出すといわれるパワーストーン。古来より「旅人の石」として、危険から身を守る守護の役目を果たしてきたとされ、魔よけ・厄除けのお守りとして人気です。現在でも、旅のお守りとして人気が高いパワーストーンのひとつです。

サーペンティンは、目に見えない危険から持ち主を守るといわれており、旅行や遠出の際に安全を願って身につけられてきました。現状を抜け出し、人生をステップアップさせたい、新しい環境で活躍したいときに身につけることで、一歩踏み出して成功をつかみとる勇気を授けてくれるといいます。

サーペンティンは、障害を取り除き、あらゆる困難を乗り越える知恵や勇気を持ち主に授けてくれると伝えられています。逆境に立たされたときなど、特に助けが必要な場面において、もう一度頑張る底力をもたらしてくれるとされる心強いパワーストーンです。

嫌味や嫌がらせなどの周りからのネガティブなエネルギーを跳ねのけて、心の内側からも湧き上がるネガティブなエネルギーも同様に浄化する働きがあるとされています。疲れてやる気が出ないときや不安や恐れから十分に休息が取れないときに身に着けると良いといわれています。

仕事や家事、育児による過労や、人間関係からくるストレスなどにより、心身ともにダメージを受けている人におすすめです。

サーペンティンは、周囲との距離を適度に保ち、コミュニケーションをよくする手助けをしてくれることから、人間関係のお守りとしてもおすすめのパワーストーン。怒りや嫉妬など、よくない感情の起伏を抑えてくれることから、良好な関係が保たれるようお手伝いしてくれるといわれています。

サーペンティンの特徴

サーペンティンは、和名を「蛇紋石(じゃもんがん)」といい、その名の通り蛇皮のような独特の模様が特徴のパワーストーンです。ギリシャ語で「蛇」を意味する「serpens」に由来して名付けられています。

人とサーペンティンの関わりは古く、旧石器時代には装飾品として使われてきました。古代ローマの人々はアオスタ地方のシャテロン村で産出されるサーペンティンを使って、ビーズを作り、ネックレスなどの装飾品に加工していたそうです。また、夜道を歩く時のお守りとしてもサーペンティンを身に着けていたといいます。

紀元前のアメリカ大陸では、蛇を崇拝する信仰のあったオルメカ文明において、メキシコのLa Ventaラベンタ遺跡からサーペンティンで彫られて数多くの出土品が発見されています。独特の光沢のある模様の美しさから、彫刻の材料にも重宝されてきました。

時代が経つと、工業利用もされるようになり、鉄道バラストと呼ばれる線路に敷き詰める砂利や建設用資材、絶縁材料に使われるようになりました。一部のサーペンティンには「温石綿(おんじゃくめん)」というアスベストが含まれており、現在は利用が制限されています。江戸時代の日本では、温石綿を含んだサーペンティンを平賀源内が発見し、「火浣布(かかんぶ)」と呼んだそうです。火浣布は耐熱性や耐火性に優れており、防火服などに用いられました。

サーペンティンとは一つの鉱物の名前ではなく、鉱物のグループ名です。カンラン岩(ペリドットを豊富に含む深成岩)やハンレイ岩(角閃石や輝石を多く含む黒っぽい深成岩)が変成してできたとされる変成岩の一種です。アンチゴライト(板温石)、クリソタイル(石綿)、リザーダイト(蜥蜴石)の3種の鉱物がこのグループに属しています。この3種の鉱物は、見た目も非常によく似た石同士で、判別がとても難しいです。

また、「ボーウェナイト」と呼ばれるサーペンティンの一種にあたる天然石があります。このボーウェナイトは3種の鉱物のようなサーペンティンとは異なり、透明感があり、柔らかい黄緑色の天然石です。

翡翠(ジェード)にもよく似ていることから、ニュージェードという名前で流通しています。 ジェードの名前がついていますが、翡翠ではなくサーペンティンの一種です。ただ、ジェードが産出することで有名なアルプス山脈や北海道日高町、埼玉県秩父市、新潟県糸魚川市などでもサーペンティンは産出されています。

サーペンティンは、ハンレイ岩やカンラン岩などの岩石が地下深くから地上に上昇する際、多量の水分と反応することで作られる天然石。主に造山帯の大きな褶曲の中心部に沿ってサーペンティンの鉱脈があるといわれています。

サーペンティンは硬度が低い石です。衝撃にも弱いのでぶつけたり、擦れたりしないように取り扱いに注意しましょう。

クオリティ

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サーペンティンの魅力は、鮮やかなレモンイエローに白のマーブル模様が入った独特の風合い。 もともと数種類の鉱物が混ざって構成されていることから、クオリティにはバラつきが出やすいのも特徴です。

4976堂がサーペンティンの仕入れの際にこだわっているのは、イエローの色味がきれいに出ていることと、表面にツヤがあること。 完璧なクオリティとはいきませんが、できるだけ表面がなめらかで、1粒1粒天然ならではの独特の表情が楽しめるサーペンティンを厳選して仕入れています。

サーペンティンの浄化方法

サーペンティンは、基本的にどんな浄化方法も行っていただけます。パワーストーンが疲れてきたなと思ったときに、行ってください。

塩・塩水 流水 セージ 水晶 太陽光

詳しい浄化方法についてはこちら