淡水パール
健康 … 60%
癒し … 40%
外語名 | Pearl |
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和名 | 真珠 |
硬度 | 2.5~4.5 |
原産国 | タイ、フィリピン、ミャンマー、インドネシア、オーストラリア |
古くから宝石の女王と呼ばれた淡水パール。上品なツヤと自然を感じられる一粒一粒違った個性が表れる美しさから騎士や女王も魅了したといわれており、女性に人気のパワーストーンです。
淡水パールの意味
淡水パールは幸せを運んでくると伝えられる6月の誕生石。 その美しい輝きから、女性の美を引き出すパワーストーンとして知られています。 一般に真珠は、結婚式などの儀式の際に身につけることが多く、大切な場で女性の魅力を最大限に発揮してくれる宝石といえるでしょう。
真珠は英語では「Pearl(パール)」と呼びますが、この語源はラテン語で西洋梨を意味する「Perla(ピルラ)」からつけられたといわれています。このように呼ばれる理由は、天然真珠の形が西洋梨の形に似ていることが由来しています。
また、古代ギリシアでは、真珠のことを「Maragarites(マルガリテス)」と呼んでいたそうです。「光の子」という意味があり、母貝から生まれる光り輝く真珠の粒を見て「光の子供」と連想したからといわれています。
日本では、なじみ深い「真珠」や「和珠」と呼ばれることが多いです。珠とは河や海で採れるきれいな円形の玉という意味があり、玉石なども含まれます。このことから、貝から採れた輝きが美しいものを真珠と呼ぶようになりました。「和珠」は、真珠の中でも「日本産の真珠」という意味があります。
古代ギリシャや古代ローマでは、貝の中から偶然出てきた真珠の美しさに驚き、真珠を『月の雫』と称えたという話が残されています。古代ローマの博物誌には、「月夜に浮かび上がった貝が開き、天から舞い降りた霧を吸い込んで育てたのが真珠である」という記述があったそうです。
ギリシャ神話に登場する愛と美の女神アフロディーテは、海から誕生したという伝えられていますが、アフロディーテが誕生した時にその美しい裸体から光り輝く雫が海に落ち、その水滴が真珠になったといわれています。
東洋の宝石とされていた真珠が西洋に広まったのは、アレクサンダー大王の東征がきっかけでした。
また、中世のヨーロッパでは、真珠は装飾品であると同時に魔除けとしても大切にされてきました。女性が持つイメージのある真珠ですが、魔や危険を遠ざけるパワーストーンとして、騎士たちもお守りがわりに持ち歩いていたといいます。
古代ギリシアでは、真珠は愛と結婚のエンブレムでもありました。こうした事象のシンボルであることから、特に女性から愛される宝石として有名になったと考えられています。
真珠は現在も女性たちの気品を演出するジュエリーとして、広く普及しつつ、さまざまな意味を持つパワーストーンとしても愛されています。
淡水パールは、マイナスのエネルギーや災難をはね返すいい伝えから、持ち主が毎日を幸せに送る環境をととのえてくれることが期待されているパワーストーンです。 貝の中にできる有機物である真珠は正確には石ではありませんが、悪いエネルギーを追い払い、魅力を引き出してくれると伝えられるため、パワーストーンのひとつに数えられています。
淡水パールは、母貝に守られ、成長してきたため、守護のパワーが強いと伝えられています。 貝という生命体が生み出した、優しくも生き生きとした活力のあるパワーをもつとされ、自然に発生するそのエネルギーからその持ち主の活力を強め、ストレスで疲れた心身を癒してくれるといわれてきました。ストレスから解放されたい、マイナスエネルギーから身を守りたい方におすすめです。
真珠は、邪気を払って異性の心を引きつける恋の宝石として知られていることから、結婚式のジュエリーとしても人気です。 淡水パールは、愛を受け入れること、愛を与える喜びを、そしてパートナーシップにまで影響を与えるようなエネルギーを持っているといえるでしょう。
人魚の涙や月のしずくなどに例えられることが多く、穏やかなやさしい気持ちをもたらすといわれ、女性に人気のパワーストーンです。 女性の清楚な魅力が身につくとされるため、女性の感性をいかした仕事や活動に携わる人が身に着けるとよいとされています。
淡水パールは、女性の美しさもサポートするといわれているパワーストーンです。 穏やかなパールホワイトの輝きや色合いは、女性の肌によくなじみ、高貴さを与えてくれます。清楚で魅力的になりたい、女性の人生のお守りとしておすすめです。
高貴さや美しいその輝きは、次元の低いものや不純なものを寄せ付けない強さを放つといわれています。 淡水パールのアクセサリーを身に着けることで厄除けのお守りとしての効果も期待でき、母性を高めて、困難に打ち勝つ忍耐強さをもたらしてくれることから、安産のお守りとしても人気を集めています。
淡水パールの特徴
淡水パールと海水パールの違いは、ずばり真珠が育った場所。 湖などの淡水で育てられた真珠は、淡水パールと呼ばれます。
海水パールには通常、形を丸くするために球体にけずった核が入れられますが、淡水パールにはこの核を入れません。 そのため、ライス型やドロップ型など、さまざまな形が見られ、価格もお手頃なことからアクセサリーのパーツとしてよく用いられます。
歴史において、かの有名なクレオパトラも真珠のイヤリングを愛用していたことから、気品や女性としてのプライドを象徴するとされるパール。 どんなシーンでも上品さを引き出してくれることから人気です。
現在、流通している淡水パールは、ほとんどが養殖によって生産されているものになります。 淡水パールの元は、スペイン人の探検家がアメリカのテネシー川で発見したものだといわれています。 1800年代には養殖に成功し、今では淡水・海水とも市場に出回るものはほぼ養殖のパールで、天然のものは大変希少です。
淡水パールは、アコヤ真珠などとは養殖方法が異なり、球状の核を挿入しないため、ライス型やバロック型などの形状も多く、色や形状のバリエーションが豊富なためアクセサリーの材料として人気があります。 硬度が3.5と他の石に比べて傷つきやすいため、傷がつかないよう気をつけてください。
淡水パールの浄化方法
淡水パールは、水や太陽光には弱いので、それ以外の浄化方法をおすすめします。パワーストーンが疲れてきたなと思ったときに、行ってください。
塩・塩水 | 流水 | セージ | 水晶 | 太陽光 | 音 |
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