ハウライト

ハウライトは、無限の可能性を引き出す、仕事運のお守りとされています。

1868年、鉱物学者のヘンリー・ハウ氏によって発見されました。

現在は、ハウライトの産出量が少ないため、見た目が酷似しており価格も同程度のマグネサイトが「ハウライト」の名前で流通するようになっています。現在ではハウライトとして販売されている石のほとんどがマグネサイトです。

ハウライトは、感受性を高めて、物事に対する新しい視点と柔軟な思考をもたらすことで、新たな環境にもすばやく打ち解ける順応力を高めてくれるといわれるパワーストーン。ハウライトは、持つ人の夢や目標に応じて、その時に合ったメッセージを授けてくれるといわれています。目には見えない物を感じ取り、実際に行動できるよう導いてくれると信じられています。想像力をアップさせたい人や将来のビジョンを明確にしたい人におすすめです。

ハウライトの石言葉は「平穏」「叡知」「純粋」です。平和をもたらし、心を落ち着かせるといわれており、知識を深めることで物事の本質を見抜く力を高めたり、心を浄化し、偽りのない純粋な思考を促すとされています。

ハウライトは、無限の可能性を引き出し、自己をさらに向上させてステップアップをお手伝いするといわれることから、仕事運のお守りに人気のパワーストーンです。力強いエネルギーでマイナスの気を跳ね返してチャンスをつかむことで、物事を成功へと導いてくれる石として知られています。

ハウライトのその無垢なる白色のエネルギーを道しるべとして、自分らしさを取り戻す手助けをしてくれるといい、何色にも染まる白い色のように、これから先、どんな自分にもなれる無限の可能性があるという事を気づかせてくれるといわれています。何か始める時に身に着けるとよいとされるパワーストーンです。

ハウライトの白色は「純粋・無垢」を象徴し、高い浄化力に優れていると伝えられているため、気疲れを感じているときに、心を落ち着かせて、安らぎをもたらしてくれるといわれています。 身に着けることで、感情面での不安定な気持ちが解消され、ハウライトのもつ、真っ白な色のような純粋で清らかな心になると信じられています。 心身を清らかに保ちたい、やすらぎを得たい方におすすめです。

また、人に対するネガティブな感情や、不満による怒りをしずめ、冷静さと洞察力を取り戻してくれ、ゆったりと人に接することができるようになるとされることから、円滑な人間関係をもたらすお守りとしてもおすすめです。感受性を高め、物事に対する新たな視点と柔軟な考えを授けてくれることから、視野が広がり、これまで気づかなかったような人の良い面を見つけることが出来るようになるといいます。

ハウライトは見た目がマグネサイトとよく似ているため、混同されることが多い天然石です。 もともと存在していたハウライトの産出量が少なくなったことから、代用品としてマグネサイトが使われるようになり、現在ではマグネサイト＝ハウライトとして出回るようになりました。

4976堂で取り扱っているハウライトも鉱物名はマグネサイトですが、一般的名称にならってハウライトと表記しています。 本サイトに記載しております石の産地や成分表、硬度などの情報はマグネサイトのものとなっております。

ハウライトの優しい白は、性別や世代を問わず、アクセサリーやお守りとして愛されています。また、それ以外にもハウライトならではの活用法があります。

ハウライトの特徴である、グレーのマーブル模様は、ターコイズの特徴とよく似ています。ターコイズは、古くからネイティブアメリカンの間で神聖視されてきた、美しいブルーが特徴の天然石です。ハウライトは安価で加工できることから、ターコイズの代用の石としても活用されてきました。

ハウライトの内部は多孔質という、素焼きの器のような構造をしており、染料が入りやすい特徴があります。この特徴を活かして、ターコイズブルーに染色したハウライトを「ハウライトターコイズ」「ハウライトトルコ」「マグネサイトターコイズ」という名前で、ターコイズの代用として、流通してきました。

それ以外にも、ラピスラズリの代用、黄色系に染色してイエローターコイズやレモンクリソプレーズとして流通し、マットな質感を好む人々によって支持されている天然石の一つです。さまざまな色や名前に変化して、形を変えつつ、多くのファンを集めています。

また、ハウライトはシルバージュエリーに使用する石としても人気があり、目にした事がある人も多いでしょう。

モース硬度は3.5～4.5と、天然石の中では柔らかい方です。同じ硬度を持つ天然石として、エンジェライトやセレスタイト、アズライトなどがあります。モース硬度3.5～4.5は、10円硬貨やくぎで傷がつく程度の硬さです。