クリソコラ
癒し … 70%
仕事運 … 30%
外語名 | Chrysocolla |
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和名 | 珪孔雀石 |
硬度 | 2~4 |
原産国 | ペルー、アメリカ、メキシコ |
クリソコラは、ブルーやグリーンが混ざった、自然の地球儀のような模様が魅力のパワーストーンです。 大地との絆を感じる聖なる石として、ネイティブ・アメリカンが用いていたことでも知られています。
クリソコラの意味
宇宙から見た地球やエメラルドグリーンの海のように見える模様持ち、心身に調和をもたらすヒーリングストーンとして知られるクリソコラ。複数の鉱物が混ざり合うことで、自然の魅力がたっぷりのクリソコラは見ているだけで癒されるパワーストーンです。
クリソコラは和名を「珪孔雀石(けいくじゃくせき)」といいます。よく似た鉱物に「マラカイト(孔雀石)」があげられます。 和名が良く似ていますが、これはクリソコラがマラカイトに珪素が加わったような組成でできているためです。 またこの2つの鉱物が同時に産出されることも多いようです。クリソコラは珪酸塩鉱物、マラカイトは炭酸塩鉱物と、鉱物を組成するものが珪酸と炭酸で異なっていますが、模様の雰囲気や生成過程など、共通点が多いことから、珪酸塩の孔雀石ということで「珪孔雀石」と呼ばれるようになったのではないかといわれています。
クリソコラは、ヒーリング力が強く、心と体の調和を整えることで、安らぎや落ち着きへ導いてくれるとされるパワーストーン。地球の森の緑と海の青のような見た目から、大地のエネルギーがマイナスの力を吸い込んで、深い安心感をもたらすといわれ、人気のパワーストーンです。
高いヒーリング効果が期待できるとされているので、心に疲れを感じている方や心の状態を安定させたい方におすすめいたします。
クリソコラは、感情を穏やかに、ストレスを落ち着かせて持ち主の心を浄化してくれる石として知られています。 不安や緊張を緩和するといわれていることから、ささいなことを気にしたり、落ち込みやすいタイプの人は、クリソコラを身につけるとよいでしょう。
次第に、おおらかな気持ちに包まれ自信が回復することで、自分を肯定し、前向きになれるよう導いてくれるといいます。心身のバランスを整えてストレスを穏やかにしてくれると伝えられているので、気持ちを安定させる健康のお守りとしてもおすすめのパワーストーンです。しかし、体からマイナスエネルギーを抜いてくれるサポート石といわれているので、こまめに浄化するようにしましょう。
地球のような色模様から、母なる大地を象徴する石といわれてきました。母なる地球のエネルギーから女性を活性化させると伝えられたり、女性が身につけることで魅力を高めるといわれています。クリソコラには、素敵な出会いを引き寄せるといういわれもあるので、持ち主を幸せな結婚へと導いてくれるお守りとしても人気です。
人を思いやる気持ちや慈しむ気持ちを高めることで、コミュニケーションを手助けしてくれるでしょう。仕事のパートナーやビジネスチャンスを引き寄せて仕事を成功へと導くパワーストーンとも知られています。
広く豊かな愛情をはぐくみ、心に調和をもたらすとされています。人間関係を円滑にし、仕事の成功を呼び込むとも伝えられているので、仕事運のお守りとして身に着けるのもよいでしょう。
クリソコラは、美的感覚や芸術的なセンスに訴えかけるパワーストーンでもあるといわれています。 芸術家や作家、音楽家などクリエイティブな仕事をされる方におすすめです。
クリソコラの特徴
クリソコラの産地は、主にペルー、アメリカ、メキシコなど世界各地の銅鉱床です。中でもアメリカのアリゾナとネバダが有名で、クリソコラの一種である「ジェムシリカ」はとても人気があります。
地球を思わせるブルーグリーンが特徴のクリソコラは、大地との絆を感じさせる聖なる石として、古くからネイティブ・アメリカン達によって大切にされてきました。石の発する強いヒーリング・浄化作用が信じられており、彼らが細かく砕いたクリソコラを消化薬として服用することで、健康を保っていたという話は有名です。
また、クリソコラはイマジネーションを引き出し、美意識を高めるとされており、洗練されたアイデアや創造力をもたらすといわれています。ギリシア語の「chrysos(金)」と「kolla(接着剤)」を語源とすることから、豊かさや幸運を呼び込む「金の石」とも呼ばれてきました。
クリソコラという単語は他にも、古代ローマ博物学者プリニウスの「博物誌」や16世紀のドイツ人鉱物学者ゲオルク・アグリコラの書物にも登場していますが、そちらは天然石としてのクリソコラではなく、金を製錬する際に使用する鉱物を総じて、クリソコラと呼んでいたといたそうです。これは、クリソコラから採れた銅を、溶かした金に加えることでより濃い色の合金が出来たためだと考えられています。実際には金に混ぜるものということなのですが、古代では純粋な金そのものが増えたと信じられ、このような名前になったそうです。
有名な伝承では、古代イスラエルの第3代の王「ソロモン」が愛した石だとも伝えられています。「エイラット・ストーン」という異名で親しまれているイスラエル産の美しいクリソコラは、ソロモン王が愛したことから、「キングソロモンストーン」とも呼ばれています。
クオリティ
クリソコラの魅力は、ブルーグリーンから深みのあるブルーブラックに出ている、自然の地球儀のような模様。 複数の内包物が含まれる鉱物上の特性から、どうしても凹みや形状の歪みがあらわれやすいのが特徴です。
4976堂がクリソコラの仕入れの際にこだわっているのは、できるだけ表面が滑らかで、クリソコラらしい地球儀の模様がきれいに出ているもの。完璧なクオリティとはいきませんが、天然石らしい自然の風合いを楽しむことができるクリソコラを厳選して仕入れています。
クリソコラの浄化方法
クリソコラは、結晶化する際に他の鉱物を取り込みやすく、混ざる鉱物によって硬度には幅があります。塩や水に弱いので、それ以外の浄化方法をおすすめします。
塩・塩水 | 流水 | セージ | 水晶 | 太陽光 | 音 |
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