アンバー
健康 … 80%
金運 … 20%
レア度 … ★
外語名 | Amber |
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和名 | 琥珀 |
硬度 | 2~2.5 |
原産国 | ロシア、ポーランド、メキシコ |
アンバー(琥珀)の魅力は、樹液の特徴的なイエロー。太古から伝わる神話などで、守りの石として珍重されてきた万能パワーストーンです。
アンバーの意味
アンバーは温かな波動が、心身ともに元気な状態へ導くといわれるパワーストーン。 アンバー(琥珀)は正確には鉱物ではなく樹液の化石ですが、現在は宝石やパワーストーンとしても高く評価されている存在です。
研究によると、アンバーには200万年前から3億6千万年前のものまであり、宝石としての価値があるほとんどは500万年前から5千万年前のものといわれています。
その美しさから古来より装飾品などにも用いられているアンバーは、アラビア語の「anbar」に由来し、「anbar」は「竜涎香(りゅうぜんこう)」と呼ばれるものを指しています。 竜涎香とは、マッコウクジラの体内で作られる結石であり香料の一種で、アンバーは、この竜涎香(anbar)に良く似ていたことから名付けられました。
アンバーはユニークな宝石で、その美しさに加えて、過去への扉として人類に科学的に意味のあるデータを伝える役割も果たしています。有史前の生物の組織を保持するというその独特の性質は、コレクターや科学者からも高い評価をされています。
古代、アンバーは医薬として使われたり、死んだ人が地下の世界を旅するときに、不思議な灯りになってくれると考えられていました。それにより、かつては魔術師や賢者に特別な力を与えるとも言われ、愛されてきました。
アンバーは、混乱した感情を落ち着かせることで、心身ともに元気な状態へと導くと伝えられるパワーストーン。新たな気力をもたらすとされ、健康のお守りとして人気の天然石です。
何万年、何億年という年月をかけてできているアンバーは、太古から地球が持つ生命力を伝えてくれるとされ、心や体の中に溜まったストレスや疲れを癒すことで、心身を健康な状態に保つ力になってくれると伝えられています。
アンバーは、マイナスのエネルギーを排出して、気の流れをよくするといわれ、薬などに用いられてきた歴史がある天然石です。マイナスエネルギーを抜き取り、変わりに心身にプラスのエネルギーを循環させてくれるといいます。
不要になったエネルギーや感情を捨ててくれることから、新しい良いものが入る隙間ができるようにとゴミを掃除してくれるような存在といっても良いかもしれません。 また、トラブルを回避して子供のすこやかな成長を助けるとされることから、お子様への贈り物やお守りにもおすすめです。
北欧では、結婚10年目を「琥珀婚」と呼び、アンバーを贈り合う習慣があります。また思いを寄せる人にアンバーをプレゼントすると、その想いが実ると言い伝えられてきました。
また、オーストラリアでは、赤ちゃんや小さな子供にアンバーのジュエリーを贈る習慣があります。 魔除けの意味合いに、幸運をもたらすといわれているので、贈り物としても我が子へのお守りとしても赤ちゃんの誕生祝に喜ばれているパワーストーンです。
特徴的な黄金色が富や繁栄を象徴していることから、安定した金運と豊かな富をもたらすと伝えられています。 長い年月をかけて凝固されたアンバーは、永続的な富の象徴とされてきました。財産の正しい使い道をきちんと判断して、無理なく貯蓄ができるように導くお手伝いをしてくれることでしょう。
また、こすると静電気を帯びることでも知られ、静電気という現象が発見されたのも琥珀がきっかけとされています。電気にまつわる歴史においても、琥珀と静電気の話は欠かせないものとなっており、特に力を借りたい場面では、指で優しく擦るとよい運気を引き寄せるといわれ、金運のお守りとしてもおすすめです。
アンバーの特徴
アンバーには天然琥珀と圧縮(再生)琥珀があります。 マツやスギなど、針葉樹の樹脂が地中で何千年という月日をかけて化石化することで作られるのが天然琥珀。 その色合いはコニャックアンバー、蜂蜜アンバー、ルビーレッドアンバーなどといわれ、クリアな蜂蜜色やミルキーな蜂蜜色など様々です。
世界最大の産地としてバルト海沿岸地かドミニカ産が有名ですが、圧倒的な月日を要することから、天然琥珀の希少価値が年々高まっているといわれています。アクセサリーの製造に使うアンバーのうち、最も価値があるとされるのはバルト海沿岸地のアンバーです。アンバーの色は樹脂が木から分泌されたときの変化によって影響を受けるとされ、バルト海アンバーの色は、一般的に黄色、金色、茶色などですが、報告されているだけで256の色合いがあります。
アンバーは軽く、塩水にも浮くといわれることから、バルト海アンバーも波に乗せられ海を渡り、遠いスコットランドやイングランドの浜で見つかることもあるそうです。「海の石」という呼び名は、この軽く浮く性質からきています。
ドミニカ産のものは、薄く青みがかったブルー・アンバーなどが有名です。樹脂に含まれる成分が、紫外線の影響でブルーの色に見えるのが特徴的で多くの愛好家がいる天然琥珀です。
また、日本でも旧石器時代にまでさかのぼり北海道の柏台遺跡や岩手県の久慈地方で産出される約8,500万年前の恐竜時代の琥珀などかなり古いものが見つかっております。
年々希少になっていくため、そこでロシアで生み出されたのが、琥珀の破片などを高温、高圧でくっつけることによって作られた圧縮(再生)琥珀。
琥珀そのものを使用していますが、加工されていることから「アンブロイド」と分けて呼ばれます。 しかしながら天然琥珀に比べて、価格がお手頃なことからカジュアルに使えると人気の高い天然石です。
クオリティ
アンバーの浄化方法
アンバーは、樹液が固まってできているため、熱に弱いです。また、塩や水にも弱いことから、水晶による浄化がおすすめです。硬度が低いので、硬い石とこすれてできるキズにはご注意ください。
塩・塩水 | 流水 | セージ | 水晶 | 太陽光 | 音 |
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