アマゾナイト
合格祈願 … 80%
癒し … 20%
外語名 | Amazonite |
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和名 | 天河石 |
硬度 | 6~6.5 |
原産国 | アメリカ、ブラジル、ロシア |
アマゾナイトの意味
アマゾナイトは、前向きな気持ちをもたらす希望の石といわれ、日本名ではアマゾン川のイメージから「天河石」と呼ばれています。 色の濃淡があり、美しい水色のものからグリーンに見えるものまで様々です。 淡い色合いで模様のないタイプをアマゾナイト、鮮やかな色合いで模様のあるタイプをロシアンアマゾナイトと分けて呼ばれることが多いです。
アマゾナイトの石言葉には諸説ありますが、「希望」や「行動」といったものがあります。また、心に強く働きかけるとされており、明るい性格や心の柔軟性を高めてくれる石といわれています。
アマゾナイトは、感情の波を落ち着かせて、前向きな気持ちをもたらすことで、何事にもポジティブに取り組む積極性を引き出して夢を実現へと導いてくれることで知られるパワーストーン。新しいことにチャレンジするときに、心強い味方となって応援してくれる「希望の石」と呼ばれるパワーストーンです。
大きな夢を現実にさせようとしたとき、障害に直面しやすいもの。夢をあきらめそうになったときには、迷いを取り去ることで未来への希望をもたらし、夢と現実との架け橋となり、進むべき道へと導いてくれることでしょう。
アマゾナイトは、何事も前向きにチャレンジしたい、夢に向かって動き出している人におすすめのパワーストーンです。明るい希望に満ちたアマゾナイトのエネルギーが、強い味方になってくれるでしょう。
アマゾナイトは、表現力を高めて、自分の感情や気持ちをうまく伝えられるようにお手伝いしてくれることから、人とのつながりを深めてくれるといわれています。人との関わりで失敗した人や、うまくいかなくて悩んでいる人をサポートし、前向きにチャレンジするパワーを引き出してくれると考えられています。
良好な人間関係を築くためのお守りとしても人気です。また、気力と心身のよい面を強化するエネルギーがあるといわれることから、健康のお守りとしてもおすすめの天然石です。
アマゾナイトは和名が天河石であることから、「天=火」と「河=水」の名の意味を持ち合わせています。「火」と「水」は陰と陽を表し、心身など両極面に影響を及ぼすといわれています。このことから、こころ(陰陽)のバランスを整えることで、ストレスを癒す効果があると伝えられているパワーストーンです。
アマゾナイトは、深い悲しみや怒りなどマイナスの感情を優しく癒して、心にゆとりをもたらすといわれているパワーストーン。ストレスを感じやすい、つらい過去がある、心に負担がかかりやすい人にそっと寄り添いサポートしてくれるパワーストーンといえます。
さまざまな原因で生まれる不調に働きかけ、心身のバランスを整えて、健全に保つエネルギーがあるといわれています。 心身の状態を強化するエネルギーをもつとされるため、持ち主の可能性を広げてくれるでしょう。
アマゾナイトの特徴
アマゾナイトとは、その名が示すとおりアマゾンの石を意味しています。和名では「天河石(てんがせき)」という、アマゾン川をイメージした名前が付けられました。
アマゾナイトはアマゾン川に関連した名前となっていますが、実はアマゾン川の周辺では見つかっていません。アマゾナイトという名前の由来には、2つの説があります。
1つ目は、昔、アマゾン川から遠く離れた鉱山で、青い石を手にした宝石商がいました。宝石商は、その石の出所を探してアマゾン川流域を探索しました。
すると、川の流域にある金の鉱山から排出された屑石の中に青緑色の石を見つけます。宝石商はこの石を、自分が手に入れた青い石と同じものだと勘違いしてしまいます。そして、この青緑色の石をアマゾナイトという名前で市場に持ち込みました。(ちなみに後にこの石は水晶の一種だったのではないかといわれています)
時代が経つにつれて、いつしか、青緑色のマイクロクラインがアマゾナイトと呼ばれるようになったという説です。
2つ目は、そもそもアマゾン川の名前の由来は、アマゾン川を探索した探検家「フランシスコ・デ・オレリャーナ」が、ギリシャ神話に登場する女人族「アマゾネス」にちなんで名付けたといわれています。オレリャーナは、川の雄大さと空の色にギリシャ神話の世界を見出し、それを結びつけたといいます。
それと同様に、当時の宝石商も、石の鮮やかな青緑色にアマゾネスの神話を見出して、アマゾナイトと呼ぶようになったという説です。
2つの説どちらが正しいかは明確ではありませんが、どちらにしてもアマゾナイトがアマゾン川流域からは産出されないことは事実です。その事実が判明した今現在も、アマゾナイトはそのままの名前で呼ばれ続けています。
ロシアで産出されるものは色味が濃く、鮮やかで見た目が異なることから、ロシアンアマゾナイトと呼ばれます。鉛イオンによって生み出される鮮やかな青緑色は、高品質になると翡翠にも負けないほど美しいといわれ、アマゾンジェード(アマゾンヒスイ)という別名もある天然石。
また、入手困難な透き通ったピーコックグリーンが目を惹く、美しいネオンアマゾナイトはコレクターに人気です。
最近では、色鮮やかなペルー産のアマゾナイトも流通しており、産地によって色や模様に違いがあるのも魅力の一つです。
ロシアンアマゾナイトは、インドのカシミール地方が有名な産地として知られています。 このほかにロシアのウラル山脈中、マダガスカル、北アメリカのコロラド州などがあげられます。
クオリティ
優しいミルキーグリーンが魅力的なアマゾナイト。それほどクオリティにバラつきはありませんが、いつも選別する際には黒い斑点がないもの、表面にツヤがあるものを厳しくチェックしています。
入荷時により、若干色のトーンが異なることもありますが、比較的クオリティも安定しており、お手頃価格でよいものを購入できています。